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資本主義は借金で成長するモデルなのだよSource: 三橋貴明氏ブログ

チャンネルAJER『MMTとハイパーインフレ論者(その2)(前半)』三橋貴明 AJER2019.7.9

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https://youtu.be/KI1fbMBJ1YA  

資本主義を、実体経済面と金融経済面の双方から説明します。 

まずは、企業Aが生産している製品Bの需要が膨大。

工場はフル稼働しているにも関わらず、需要に追い付かない。 

つまりは、作れば売れる。とはいえ、稼働率100%で、これ以上の生産増は不可能。

となると「儲け(利益)」を逃してしまいます。

 当然、製品Bの工場を新設しようという話になるのですが、手元に資金がない。

「じゃあ、工場を建設する資金を貯めるか~」 などとやっていた日には、商機を逃してしまいます。

将来的に工場を建設しても、製品Bの需要があるかどうか分からない。 

というわけで、銀行からおカネを借り、「今」工場を建設し、製品Bを生産して儲ける。

利益の中から、企業は金利を銀行に支払う。

支払われた金利が銀行の「所得」になります。

(借入金の返済は減価償却で費用計上) 

とはいえ、主流派経済学の「商品貨幣論」では、銀行は融資を求められた際に、

「わ、分かりました。ならば、今からちょっくら、どっかからカネを調達してきますから」 

などとやった日には、やはり商機を逃すかも知れない。

しかも、銀行が首尾よくおカネを調達できるかどうかは分からない。 

もっとも、現実の世界は信用貨幣論です。

銀行は与信に基づき、企業Aの通帳の残高を増やすことで、おカネを貸しつけることが可能です。 

借り入れたおカネで企業Aは工場を建設する、

つまりは建設会社や資材会社、設備会社への支払いをする。 

これが、資本主義です。

つまりは、資本主義とは信用創造と企業の負債拡大(資金過不足では資金不足拡大)

が前提の経済モデルなのです。

【日本の一般企業、政府、家計、海外の資金過不足(兆円)】

http://mtdata.jp/data_65.html#kabusoku  

恐ろしいことに、97年のデフレ化以降、

日本企業は資金過剰(負債返済+預金増加)に陥ってしまっています。

2006年までは、ひたすら負債返済。その後は、預金を増加させ、

「内部留保が~」と批判される事態に至っています。 

つまりは、現在の我が国では資本主義が成立していないのです。 

政府は、企業が安定的に資金不足(しつこいけど、

損益計算書上の赤字ではありません)になるまで、財続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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