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チャンネルAJER『MMTと銀行の信用創造(前半)』三橋貴明 AJER2019.6.11
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7月16日(火) MMT国際シンポジウムパネリスト:ステファニー・ケルトン(NY州立大学教授)、藤井聡(京都大学大学院教授)他
http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/symposium_mmt.html
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三橋TV第107回【ポルナレフ国家について話すぜ】
https://youtu.be/63Yua_JRk18
我が国の政府は、政策が不整合だらけで、しかも統計詐欺にまで手を染め、
まさに「ポルナレフ国家」と化しているわけですが、
一つだけ絶対に揺らがないスタンドならぬ基準があります。
ジョジョで言えば、まさにDIOの「ザ・ワールド」みたいなものです。
もちろん、プライマリーバランス黒字化目標です。ザ・ワールドがある限り、
ポルナレフたちにはどうにもならないのと同じように、PB黒字化目標がある限り、
日本国民はどうにもなりません。
MMTについて学んだ皆さんは、
「誰かの黒字は誰かの赤字、誰かの赤字は誰かの黒字」を理解しているでしょうから、
「プライマリーバランス黒字化目標は、国民赤字化目標」 であることを理解されていると思います。
【日本のプライマリーバランス(対GDP比%)】
http://mtdata.jp/data_63.html
#PB2 安倍政権は2013年6月にPB黒字化を閣議決定した時点で、取り返しがつきかねないダメージを日本国民に与えることになりました。
2013年から17年まで、財務省は「2020年黒字化」となる赤い点線に沿い、偏執的にPB赤字を圧縮していきます。その分、国民の黒字が減っていき、我々は貧困化しました。
18年骨太の方針で目標達成年度が2025年に先送りされ、18年度、19年度は多少、赤字を増やすことができました。とはいえ、2013年の半分程度の水準です。
先日、閣議決定された骨太の方針2019には、2025年黒字化目標がばっちり残っていましたので、今後は赤い実線に沿って削減されていくでしょう。
とにかく、ザ・ワールド並の絶対的パワーでございますので、他の総てはPB黒字化目標に依存します。 つまりは、PB黒字化目標がある限り、政府が国債を増発し、財政出動に舵を切ることは不可能です。 それどころか、毎年の「削減目標」を達成するため、新規国債発行は抑続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ