株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER『MMTと銀行の信用創造(前半)』三橋貴明 AJER2019.6.11

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7月16日(火) MMT国際シンポジウムパネリスト:ステファニー・ケルトン(NY州立大学教授)、藤井聡(京都大学大学院教授)他

http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/symposium_mmt.html

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令和の政策ピボット呼びかけ人に映画批評家の前田有一氏が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

【三橋貴明×玉木雄一郎】地方のインフラ整備と教育と科学技術にカネを使おう!

https://youtu.be/WCAa5YsqE-0  

主流派経済学者、財務省、財政破綻論者、御用学者、エコノミスト、アナリスト、経済評論家など、財政破綻を煽ってきた連中が、

今回のMMTという黒船で決定的にダメージを受けたのは、「クラウディングアウト論の嘘を暴かれた」 ことです。 クラウディングアウト論とは、「政府が国債を発行すると、金利が上昇し、民間がおカネを借りられなくなり、投資が抑制され、経済が成長しなくなる」 という、国債発行を妨害するレトリックでございます。ちなみに、マンデル・フレミング・モデルとやらも、クラウディングアウト論の延長です。 

この「国債発行で金利が上がる」を見事に否定してしまったのが、MMTというよりは我が国の事例。すなわち、経済学者の悪夢。

【日本政府の長期債務残高(左軸、兆円)と長期金利(右軸、%)】

http://mtdata.jp/data_63.html#kokusaitokinri  

日本政府は長期債務を1970年比で155倍にした。それにも関わらず、長期金利は下落していき、現在はマイナス。 なぜ? そりゃまあ、国債発行残高と金利が無関係だからです。 

そもそも、金利とは、「おカネのプールに溜まったカネを奪い合う結果、決まる」わけではありません。銀行が貸し出しに際して、銀行預金というおカネを発行する際に決めます。「すでに存在するおカネの貸し借り」 で決まるわけではなく、「新たに発行されるおカネの貸し出し」 の際に決まるのです。既存の負債(国債発行残高)は関係ないのでございます。 

現在、貸出約定平均金利を見ると、国内銀行の長期貸出金利は0.7%程度。国内銀行は長期渡り、0.7%以上のインフレにはならないと考えていることになります。(インフレ率が1%とかに上昇してしまうと、銀行が損をしてしまいます) つまりは、日本の低金利の大本にあるのは、「デフレ予想」なのです。無論、量的緩和による金融市場からの国債枯渇の影響は否定しませんが、少なくとも銀行がおカネを貸し出す際に、「あ、国債発行残高がここまで積み上がっているんだ。じゃあ、金利を上げなきゃ」 などとやっていないことは間違いありません。 

というわけで、おカネのプール論が成立しない以上、クラウディングアウトなど「妄想」に過ぎないことになります。この妄想を、過去、延々と信じ込んできた連中は、今後、どうすればいいのでしょう。 センメルヴェイス反射に陥られると迷惑なので、「しれ~」と、「え? クラウディングアウト? おカネのプールがあるわけじゃないんだから、そんなの起きるはずがないじゃん」 と、過去の自分をなかったことにしてしまえばよろしいのではないでしょうか。

【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】

http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/

※6月16日(日)から、中野剛志氏との特別対談コンテンツ

【歴史とナショナリズム】をご視聴頂けます。是非、ご入会下さい。 ある真実を人々が真実だと認めるまでにはいつも3つの段階を通過する。第一段階では、嘲笑する。第二段階では、激しく反対する。第三段階では続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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