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チャンネルAJER『MMTと銀行の信用創造(前半)』三橋貴明 AJER2019.6.11
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【三橋貴明×玉木雄一郎】そう、消費税は消費に対する罰金です!
https://youtu.be/JhKC9ypmKsU
MMT(現代貨幣理論)が、財務省、破綻脳の政治家、財政破綻論の御用学者、主流派経済学者、いわゆるリフレ派にとって脅威なのは、
「日本経済を財政政策でデフレ脱却させてしまう」 という点です。
え? リフレ派って、日本をデフレ脱却させようとしたのではなかったの? と、誰でも思うでしょうが、「財政政策」ではダメなのです。
とにかく、主流派経済学は財政政策が大嫌いで、いわゆるリフレ派も主流派の傍流に過ぎません。
もっとも、MMTで財政を拡大し、デフレギャップを埋めればデフレ脱却できる、
しかも「ザイセイハタン」等は起きようがないことが証明されてしまっているので、いわゆるリフレ派は、
「MMTでインフレ率をコントロールできなくなる」 と、ハイパーインフレ論(の亜流)を叫ぶしかないのです。
「MMTでは、インフレになる!」 と、反論した日には、アホか、お前、日本をインフレにしたかったんじゃなかったのかよ(笑)。と、嘲笑されるだけの話です。
というわけで、インフレ率上昇を理由にMMTに反対している学者、評論家などは、全て「ハイパーインフレ論者」で、藤巻健志のお仲間です、
やったねっ! ハイパーインフレ論でMMTを批判する場合、さすがに何らかのレトリックを構築する必要があります。
すなわち、「なぜ、インフレ率をコントロールできなくなるのか?」について説明しなければなりません。
結果、生まれたレトリックは、というか「生まれた」のではなく、二十世紀から使い古されたレトリックですが、
「有権者は我が儘だ。民主主義によりインフレ率をコントロールすることはできない」 という、財政民主主義の否定に行き着かざるを得ません。
最近、わたくしがよく引き合いに出すジェームズ・ブキャナンのごとく、MMT批判派は「財政均衡の憲法化」を主張し、財政民主主義を否定しなければならないのです。
いやあ、面白いというか、笑える。
【歴史音声コンテンツ 経世史論 始動!】
http://keiseiron-kenkyujo.jp/apply/
※6月16日(日)から、中野剛志氏との特別対談コンテンツ【歴史とナショナリズム】をご視聴頂けます。
是非、ご入会下さい。 『MMTを否定すると、ハイパーインフレになるおそれがあります!
MMT批判こそが、ハイパーインフレを引き起こす!
MMT(現代貨幣理論)には、相変わらず、たくさんの批判が寄せられています。しかし、まともな批判はひとつもありません。
今日は、その中から、特に酷かった例を採り上げてみましょう。
日本経済新聞「大機小機」(2019年6月5日)に「MMTと南海トラフ地震」を書いた「手毬」さんのMMT批判です。
「手毬」さんは、「(MMTは)独自の通貨を持ち、自国通貨建てで借金できる国は、インフレにならない限り、財政赤字や国債残高を気にせずに財政支出を増やせる、と説く」と述べています。
これはその通りです。 しかし、例によって、「手毬」さんも「MMTの危うさは、インフレになりかけたら、歳出削減や増税をすればよいと、いとも簡単に片付けるところだ。
平時でも難題だが、緊急時にやれることではない。」と、お決まりのMMT批判を披露しています。 このような続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ
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