参院選にも出馬した経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)容疑者(48=東京都港区)が、10代の妻を転倒させ、かみついたりしてけがをさせたとして傷害容疑で逮捕されたことを受け、前宮崎県知事の東国原英夫氏(60)が、三橋容疑者が自身の逮捕を予見する発言をしていたと明かした。

逮捕容疑は5日午後7時ごろ、自宅で10代の妻に足をかけて転倒させ、顔を平手で殴ったり、腕にかみついたりして、約1週間のけがを負わせた疑い。署によると、5日午後9時半ごろ、妻が110番通報し、発覚した。昨年も同様のトラブルで2回、110番通報があったという。

東国原氏は8日、ツイッターを更新。三橋容疑者とテレビ番組で共演した時のことを振り返り「先月の『TVタックル』収録の時、『僕は政権に批判的なので、国税が入るか、痴漢容疑等のスキャンダルに見舞われるでしょう』と冗談を言っていたが」と明かした。三橋容疑者は昨年12月13日付のブログでも、安倍政権に批判的であることから「近い将来、わたくしに何らかの『スキャンダル』が出るか、痴漢冤罪(えんざい)で捕まるか、弊社に国税が来るのは避けられないでしょう」と意味深長につづっていた。