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ユーミン、ゆず、MISIAが天皇の御製を歌う「即位30年奉祝の集い」

ユーミン、ゆず、MISIAが天皇の御製を歌う「即位30年奉祝の集い」って?

芸能週刊新潮 2019年4月11日号掲載

 天皇の御製(ぎょせい)、皇后の御歌(みうた)にメロディをつけ、それをユーミンが歌う――。画期的な試みとなるようだ。

 4月10日、東京・国立劇場で催される「天皇陛下御即位三十年奉祝感謝の集い」。超党派の「三十年奉祝国会議員連盟」と財界を中心とした民間団体が共催する祭典である。そこで、安倍首相やタレントの北野武氏らが祝辞を述べる式典の後、国民に“開かれた皇室”をアピールすべくコンサートが企画され、歌が披露されるという。ユーミンこと松任谷由実の他、ゆず、MISIAも出演して御製を歌う。

 それにしてもなぜこの3組が? 「奉祝委員会」事務局に訊いてみた。

「作曲を誰に依頼するかとなり、何人かの候補が挙がった中、知名度ある音楽プロデューサーの松任谷正隆さんが相応しいとお願いすることになったんです。彼にコンサートの構成、出演者の選定も全てお任せし、奥様を始めとした今回の人選となりました」

ユニークな企画だが、ただ祭典に肝心の陛下のお姿はないという。

「2月24日に同じ国立劇場で、政府主催による『御在位30年記念式典』が開かれたばかりですからね」

 そう指摘するのは、さる皇室ジャーナリスト。

「天皇皇后両陛下ご臨席のもと、歌手の三浦大知さんが皇后作曲による“琉歌(りゅうか)”を披露しました。今回は民間主導なのでお出にならないことになったんでしょう」

 遡ること2009年の11月、即位20年の際も民間主導の「国民祭典」が皇居前広場で開かれた。この時は両陛下も列席され、EXILEが奉祝曲を歌い踊るのを寒風吹きすさぶ中、震えながらご鑑賞……なんてこともあった。

 まさかそれが尾を引いたわけではなかろうが、今回の陛下ご不在のままでの祭典、理由を今一度「委員会」事務局に訊ねてみると、

「実は当日はご成婚記念日に当られ、皇族方での祝賀の場があるご様子。初めからお招きを控えたんです」

 ユーミンの歌声、果して陛下のもとにまで届くか?

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