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文春:『なつぞら』のモデル・奥山玲子が語った「女性はアニメーターに向いている理由」

『ひみつのアッコちゃん』『魔法使いサリー』などで作画監督を務めた奥山玲子氏(1936~2007年)は、日本の女性アニメーターのパイオニアと言われている。今週から放送開始となった、記念すべきNHK朝ドラ1…

『なつぞら』のモデル・奥山玲子が語った「女性はアニメーターに向いている理由」

4/7(日) 11:00配信

文春オンライン

『ひみつのアッコちゃん』『魔法使いサリー』などで作画監督を務めた奥山玲子氏(1936~2007年)は、日本の女性アニメーターのパイオニアと言われている。

【写真】完全分業から成り立っているため、時折全員集まってにぎやかな制作連絡会議を開く

今週から放送開始となった、記念すべきNHK朝ドラ100作目『なつぞら』は彼女がモデルとなっている。人手不足が深刻化するアニメ業界で、今よりももっと人員が少なかった時代に奥山氏が思い描いていた”アニメーターの夢”とは?

出典:週刊文春 1963年7月22日号

◆◆◆

わき目もふらずに粘土をこねて人形づくりに精を出す人。

ためつすがめつして背景を描いている人。

犬の表情が思い通りに描けなくて、顔をしかめている人。

80人近くの人々が、各々の机に向って、何やら描いたり、色を塗ったりしている。楽しそうな顔、困惑している顔、描いている動物と同じ表情をしている顔。

小学生の「図画工作の時間」を、そのまま大人に置きかえたと考えればまちがいない。

奥山玲子さんの涼し気な顔もこの中にある。

昭和10年生れ。7年前にできた東映動画スタジオに働く女性アニメーターの中では、いちばんのベテランである。

美校出、というよりは、好きで飛びこんで来た人が多いというこのスタジオの中でも、彼女のようなケースは、変り種に属する。

「みんなにおよそ似合わないっていわれるんですが、東北大学の教育学部にいたんです。父がスパルタ教育で、無理に入れらてしまって」

ところが、どうしてもがまんできずに中退して上京した。

そして、外国語大学に入るつもりで、受験までのあいだアルバイトに、新聞広告で募集していた東映動画スタジオの試験を受けてみたら、何なくパスしてしまった。

通っているうちに、技術はおぼえるし、面白くなりだして、受験もそっちのけで「居坐り」をきめこんでしまったのが5年前のこと。

「もともと絵をかくのは大好きだったけれど、まさかこうなるとは思わなかった」と、自分でもいささか意外だったらしい。

今や、動画とは「切っても切れぬ仲」である。

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Source: 文春砲


名無しさん
1時間前
メグちゃんもサリーちゃんも好き
ますますドラマが楽しみになった

名無しさん
1時間前
あの可愛いチビなつちゃんが、広瀬すずさんにバトンタッチ後でどんな風に成長して行くのか楽しみですねぇ。

名無しさん
1分前
奥山玲子さんが、あの小田部羊一さんの奥様だったとは寡聞にして存じませんでした。

名無しさん
17分前
朝ドラ「なつぞら」に
是非とも追加キャストで
鉄拳さんに出て貰いたい。
「あまちゃん」でバラパラ漫画やってたし。
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