スポンサーリンク

データはありません

保守速報🌸最新!「民主党政権を超える真の悪夢を教えてやる」と江田議員が宣言 
1:クロ ★:2019/03/30(土) 23:29:32.08 ID:8yQp/d3l9

江田憲司(衆院議員)

 まず、冒頭、はっきりと申し上げておきたいことは、私は、「民主党政権」とは全く関わりのなかった政治家だということだ。いや、むしろ、当時は、みんなの党幹事長として、民主党政権の種々の問題点について、予算委員会等の場で追及していた側の政治家だった。したがって、「あの悪夢のような民主党政権」(安倍首相)を弁護する立場にはない。

 にもかかわらず、私が2月20日の予算委員会で、あえてこの問題を取り上げたのは、安倍首相に「もう不毛な議論はやめよう。過去の政権がどうだったとか、それに比べて良いだ悪いだといったことより、国民が望んでいるのは、これからの日本をどうするかだ。そうした将来のことを語ってほしい」という思いからだった。本件だけでなく、安倍首相は「反論」のための「反論」で、あまりに民主党政権時代のことをあげつらうことが多すぎるからだ。

 そこで私は、僭越(せんえつ)ながら、安倍首相にこう申し上げた。「もっと首相としてディグニティー(Dignity)を持ってほしい。国民の代表、トップリーダーなのだから、もっと威厳と品位を持ってほしい」と。安倍首相は不服そうだったが、最後は「江田委員の言うことだから深く胸に刻む」と答弁したが、その後も繰り返しているところを見ると、やはり、本気ではそう思ってはいないのだろう。

 そして、その予算委で私は引き続き、安倍首相が自省する「よすが」となるように、あえて「安倍首相、民主党政権が悪夢なら、あなたが幹事長、官房長官として支えた小泉政権も悪夢ではなかったのですか?」という問いかけをした。安倍首相が、岡田克也議員や旧民主党議員と予算委でやりとりした中で「私は、民主党政権時代の経済のことを言ったのだ。有効求人倍率は今より半分で『就職氷河期』だったし、中小企業の倒産が今より3割も多く、『連鎖倒産』という言葉もあった」という趣旨の発言をしたからだ。

 旧民主党議員が安倍自民党政権を批判すると「ブーメラン」を食らっていたように、安倍首相も人のことを批判ばかりしていると、同じようにブーメランを食らう。それが、予算委でも示した下記のパネルだ。

5e0eae8dd37a1424c283f4ac2500e7b9

民主党政権と小泉自民党政権を比べてみると、「有効求人倍率」では多少、小泉政権の方が良いが、「完全失業率」でも「倒産件数」でも「負債総額」でも、小泉政権の方が悪い。だから、安倍首相の「定義」に倣っても、「民主党政権が悪夢なら、小泉政権も悪夢」であるはずだ。

 少しだけ民主党政権のことを弁護すると、2008年にはリーマンショックが起こり、2011年には東日本大震災と原発事故があり、日本経済は、誰が政権にいても大変な状況だった。また、安倍首相は、政権交代した2012年12月以降、戦後最長の景気回復と胸を張るが、いみじくも、そのスタートが12年12月であるように、それは民主党政権時代から「芽」が出ていたとも言えるのだ。突然、政権が代わったから景気が上向くことなどない。その流れを、安倍政権が「異次元金融緩和」で加速したという分析もできよう。

 誤解なきように繰り返し申し上げるが、私は、こんな議論を「どや顔」でやっているのではない。どの政権にも「光と陰」というものがある。私がお仕えした橋本龍太郎政権もそうだ。どの政権も、時々の国際・国内情勢、諸条件を所与の前提として、善政もあれば失政もある。そこに思いをいたして、反省すべきことは反省し、それを将来につなげていくことこそ政治家の使命だろう。

 しかし、「悪夢のような民主党政権」という発言が、自民党大会という身内を鼓舞する舞台でのものだったとはいえ、トップリーダーたる首相は、そこをあえてのみ込んで、もう少し「言い方」があるのではないかということだ。少なくとも私が知る故橋本龍太郎元首相なら、そんな言葉は発しなかった。

 さあ、ここからが私の本論だが、「悪夢」と言うなら、私は「アベノミクスの行く末」と「異次元金融緩和の出口」の方が、はるかに悪夢だと思う。

ご承知のように、長期化する「異次元金融緩和」で、今や、日銀の保有する国債残高は473兆円(19年2月)、数年前の国内総生産(GDP)並みに膨れ上がった。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)と日銀が保有する株式も66・5兆円(18年6月)。これは東証一部上場会社の時価総額の約1割にあたり、その3社に1社の筆頭株主は「公的資金」と言われている。

2につづく

ironna
2019/03/29
https://ironna.jp/article/12238

続きを読む

Source: U-1

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事