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最新!保守速報!「三橋貴明氏ブログ」おカネのプールはありません。

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『政府が国債を発行すると家計の預金が増える①』

三橋貴明 AJER2019.2.26

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 三橋TV第67回【並んで頂くか、間に座るか迷った件】

何か、人類が天動説から地動説に移行していった、パラダイムシフトの時期を生きているような気分です。 人類はついに、おカネに関する認識を間違った「金属主義」から、正しい「表券主義(債務と債権の記録)」に改めることができるのでしょうか。

これは「文明を変える」ほどのインパクトがある話です。 MMTに関し、報道が祭り状態。もちろん、「放漫財政に繋がるMMTはけしからん!」 という論調だらけなのですが。 朝日新聞:借金まみれの日本が手本? 「異端」財政論が米を席巻

https://digital.asahi.com/articles/ASM393QVVM39UHBI01B.html

読売新聞:財政赤字認める金融論 「MMT」米で論争 政界巻き込み過熱

https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190317-OYT1T50196/

毎日新聞:「現代金融理論」を実践する危うい日本

https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20190326/se1/00m/020/050000c

面白いのは、MMT関連記事のほとんどが「日本はMMTを実践している」と書いていることです。つまりは、やたら引用されるパウエル議長の、「財政赤字を心配しないでいいという考えは誤りだ」 という発言や、クルーグマンンの、「(MMTは)支離滅裂だ」

サマーズの、「外部との取引がない閉鎖経済でない限り、自国通貨の暴落や物価が急上昇するハイパーインフレを招く危険がある」 といった「権威」の批判と「日本がMMTを実践している」を組み合わせることで、日本の財政破綻を煽り、緊縮路線を維持しようというプロパガンダなのでしょう。

先日、三橋TVの収録の際に高家さんと話していて分かったのですが、ほとんどの「人類」、もちろん経済学者らを含め、この世のどこかに、「おカネのプールがある」 という認識になっているのです。 これは、金属主義と絡めると実によくわかる(そして、間違った)認識です。人類が貴金属しかおカネを使っていなかったとすれば、それはまあ、プールが存在すると考えて構いません。

貴金属でも現金紙幣でも何でも構わないのですが、おカネが「モノ」であり、プールが存在すると仮定すると、「銀行はどこかからおカネを調達し、我々に貸している」「政府が国債発行で(プールの)おカネを借りると、金利が急騰する」「クニノシャッキンは、将来的な税金で返すしかない」「(プールの)おカネの量を増やすと、ハイパーインフレーションになる」「中央銀行がおカネの発行を増やせばデフレ脱却できる」 といった、(わたくしから見れば)頭が悪いことを本気で信じることが続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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