スポンサーリンク

データはありません

「日本企業への依存から脱却しようとして失敗しそう」と韓国企業は敗北感を吐露 日本に搾取されるだけ
1:荒波φ ★ :2019/03/09(土) 08:45:42.70 ID:CAP_USER

http://www.chosunonline.com/site/data/img_dir/2019/03/08/2019030880136_0.jpg

韓国は半導体、自動車、ディスプレー、鉄鋼、造船など製造業分野で世界的な大国だ。それだけに、世界で産業用ロボットを最も使用している国でもある。国際ロボット連盟(IFR)によると、韓国の従業員1万人当たりの産業用ロボット台数は710台(2017年現在)で、世界で最も密集度が高い。

ロボット密集度の世界平均(85台)を8倍以上上回る数値だ。韓国の産業用ロボット購入台数は年3万9700台で、中国(13万7900台)、日本(4万5600台)に次ぐ3位だ。

しかし、産業用ロボットを作る韓国企業はなかなかない。世界上位10位圏内には日本、ドイツ、スイスの企業が並ぶが、韓国企業は現代重工業持株だけだ。これまで韓国では主要産業分野の大半が政府主導で「国産化」されたが、ロボットは例外だった。

IT業界関係者は「過去30年間、製造業大国の道を歩んできた韓国の根底には日本製の産業用ロボットがあった。ロボット市場は技術の壁が高く、日本への依存から脱却しようとしても容易ではないのが現実だ」と語った。

■韓国製造業、根底には日本のロボットと部品

現代重工業持株のロボット事業部門が世界の産業用ロボット市場に占める割合は3%。それも大半が内需向けだ。欧州、米国、日本どころか中国にもほとんど販売できていないという。

LG電子が昨年7月、産業用ロボットの中小メーカー、ロボスターに出資し、昨年末には組織再編でロボット事業センターを新設したが、まだ目立った動きはない。

産業用ロボットだけでなく、災害用ロボット、協業ロボット、ペット用ロボットなどを見渡しても目立った韓国企業は存在しない。

今年1月に米ラスベガスで開かれたIT展示会「CES」では、サムスン電子が高齢者介護ロボットと空気質測定ロボット、ネイバーがロボットアーム「アンビエント」を発表したが、まだ市場参入初期にすぎない。

韓国企業が日本の産業用ロボットに依存する状況はさらに深まりそうだ。最高の製品を作るためには最高の産業用ロボットが必要だからだ。

例えば、サムスン電子は戦略スマートフォン「ギャラクシーS」シリーズの滑らかな曲面処理を実現するため、日本のファナックに依存している。

スマートフォンの枠部分を保護する鉄板を曲線状に滑らかに切断する技術はファナックの切削機械だけが持っているものだからだ。4年前に1台1億ウォン(約1000万円)する切削機械を1度に2万台発注し、IT業界で話題になった。アップルのiPhoneも同じ設備を使用している。

サムスン電子幹部は「ライバル社と同じ機械を使わないようにしたかったが、他に選択肢がなかった」と説明した。あるメーカー関係者は「自動車や半導体、鉄鋼など他の分野もスマートフォンと状況は同じだ」と話した。

■第4次産業革命の競争で負けじと

専門家は産業用ロボット分野の日本依存が韓国製造業の未来の競争力にとってアキレス腱になりかねないと懸念する。

韓国が世界でトップクラスのテレビ、半導体、ディスプレーなどは1990年代まで日本がトップだった分野だ。

日本の素材・部品を購入し、日本製の工場機械で大量生産し、日本を追い抜いたのが韓国の競争力だった。優秀な人材が昼夜分かたずに技術研究を行い、日本のライバル企業よりも歩留まりを高めることが成功の方程式だった。

日本のロボット企業が主導する「完全無人化」工場が広がり、ロボットが製造を担当するようになれば、そうした格差はなくなる。人工知能(AI)を搭載したロボットが第5世代(5G)移動通信網とクラウドに接続されると、人間よりもはるかに膨大な作業を素早く処理できる。

ロボット自らがさまざまな仕事を覚え、周辺のロボットと意思疎通を行い、工場全体を管理するようになる。よりよいロボットを工場に配置できるかどうかが生産工程を左右することになる。

漢陽大科学技術政策学科の金昌経(キム・チャンギョン)教授は「韓国の製造業大国というタイトルは『組み立て、製造工程技術』に限られているが、今後この部分まで日本の産業用ロボットが掌握すれば、韓国の製造業競争力は急速に低下しかねない」と懸念した。

2019/03/09 05:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/03/08/2019030880139.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/03/08/2019030880139_2.html

続きを読む

Source: U-1

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事