スポンサーリンク

データはありません

「三橋貴明氏ブログ」財務省忖度国家

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。

『政府が国債を発行すると家計の預金が増える①』三橋貴明

AJER2019.2.26

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆【一般参加可能な講演会のお知らせ】衆議院議員あんどう裕・第一回日本の未来を考えるセミナー

https://www.andouhiroshi.jp/japan-future

2019年3月9日(土) 15:00-

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

三橋TV第59回【統計マジシャン土居丈朗!】

東京新聞が、18年の毎月勤労統計調査の統計詐欺について、実に分かりやすい記事を書いていました。 『上振れ要因、委員長「知らず」 勤労統計賃金算出 18年の変更時 毎月勤労統計で二〇一八年に賃金の算出方法を変えて伸び率が過大になった問題で、政府の統計委員会の西村清彦委員長は二十八日、最大の上振れ要因となった変更内容を同年一月の実施段階で「知らなかった」と述べた。

安倍晋三首相らは変更の根拠を「統計委での適切な議論」に求めているが、統計の責任者が内容を知らないまま変更を認めたことになる。 (渥美龍太) 同日の衆院予算委員会で立憲民主党の長妻昭氏の質問に答えた。この上振れの要因は「ベンチマーク更新」と呼ばれ、産業構造や労働者数などの変化を統計に反映させる処理。一八年に処理のやり方を変えた結果、賃金伸び率が経済の改善とは関係なく上振れした。(中略)<ベンチマーク更新>

毎月勤労統計で賃金を算出する際に、世の中の実態に近づけるための処理の一つで、「調査対象事業所の入れ替え」と並ぶ柱。具体的には事業所の抽出調査をした結果に、定期的に行われている別の全数調査のデータを反映させる。2018年は大きな企業で働く人が増えるデータを反映させたことで平均賃金が上がり、伸び率の上振れ要因となった。

これまでは上振れ分を過去の賃金にも反映させる補正をして伸び率に影響しないようにしていたが、18年からは補正をしなかった。このため、同年6月には21年ぶりの賃金伸び率を記録した。』  しつこく繰り返しますが、わたくしは別に厚生労働省が毎月勤労統計調査のサンプルを入れ替えたこと自体は批判していません。「三橋はサンプル変更を批判している~っ!!!」 と、藁人形を作って攻撃していた人たちは、普通に頭がおかしいこと確実なので、無視して下さい。

 わたくしが問題にしたのは、サンプルを変更した結果、「賃金伸び率が経済の改善とは関係なく上振れした。」 にも関わらず、補正を掛けず、「同年6月には21年ぶりの賃金伸び率を記録した。」 といった事態に至ってしまったことです。 基準を2008SNAに変えた結果、GDPが30兆円前後拡大し、経済成長とは無関係であるにも関わらず、「2014年のGDPは、いきなり28兆円も増えた! 安倍政権ばんざ~いっ!」 とか叫ぶ人がいたら、普通に「頭がおかしい」と思うでしょ。

それと同じです。 厚生労働省は、結局、18年の実質賃金について改訂値を出すことを拒否したため、表向きは「対前年比+0.2%増」で発表されています。とはいえ、共通事業所の名目賃金年平均(これは発表されている)を見ると、変更後のサン続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事