ベトナムで開かれていた2回目の米朝首脳会談は、事実上決裂した。
北朝鮮の李容浩(リ・ヨンホ)外相は、未明に異例の会見を開き、「制裁の全面解除は求めてない」と、アメリカ側に反論した。
李容浩外相は「アメリカが、われわれの提案を受け入れる準備ができていないということが明白になった」と述べた。
李外相は、未明にベトナム・ハノイ市内のホテルで会見し、2月28日の米朝首脳会談で、北朝鮮は制裁の「全面解除」は求めておらず、「民間経済や市民生活に関係する、一部の制裁解除と引き換えに、寧辺(ヨンビョン)の核施設の永久廃棄を提案した」と反論した。
さらに、「今後、アメリカ側が交渉を再び提起しても、われわれの方針には変わりがない」と述べ、「このような機会は、再び訪れないかもしれない」との見通しも明らかにした。
両者の主張は真っ向から食い違っていて、会談再開に向けた見通しは、さらに不透明になっている。
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Source: U-1