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女城主直虎で熱演の菅田将暉、まるでトム・クルーズ!? ヘリで移動

菅田将暉、まるでトム・クルーズ!? ヘリで移動

漫才師役の難しさを語った菅田将暉

俳優の菅田将暉が15日、京都市内で開催中の京都国際映画祭2017で上映された主演映画『火花』の舞台挨拶に登壇。初めて挑んだ漫才師役の難しさと演じた際の不安を吐露した。

【画像】菅田将暉「俺、これで良かったですか?」 画像ギャラリー

『火花』は、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の芥川受賞作品を菅田将暉、桐谷健太ら出演で映画化した青春ドラマ。漫才の世界に飛び込んだ若者たちの10年間を、映画監督として活躍する芸人の板尾創路が描いた。

この日の舞台挨拶には菅田と共に、劇中で菅田が演じる徳永の相方役を務めたお笑いコンビ「二丁拳銃」の川谷修士、板尾監督が登場。舞台挨拶の前日まで韓国で開催中の釜山国際映画祭に参加していた菅田は、この日の朝、飛行機で韓国を発ち、関西国際空港に到着。関空から京都国際映画祭の会場がある京都市内までヘリコプターで移動するという超多忙ぶり。板尾監督から「ヘリで移動するなんてトム・クルーズか横山やすしくらい」とツッコまれ、菅田もタジタジの表情だった。

本作で漫才師を演じた菅田は「難しかったです……もう二度とないでしょうね、お笑い芸人の役は」とキッパリ。板尾監督から「もうコリゴリ?」と問われた菅田はそれを否定しつつも、「漫才に関しては修士さんが 『俺がなんでもツッコんだる!』という感じで隣にいてくださったんで出来ましたけど、いやぁすごい世界やなと思いました」と撮影を振り返った。さらに「役づくりの仕方がわからなくて、最初の漫才の稽古の時に板尾監督が来て、監督の前で漫才をしたんですけど『うん、OK』とだけ言われて、そこから何も言われてなかったんですよ。監督は『修士に任せた』としか言わないので、修司さんに『どうしたらいいんですか?』と聞いたら、修司さんからは『好きにやってくれ』としか言われないし……僕はこれで良かったんですかね?」と観客の反応を伺っていた。

菅田将暉の相方として、川谷修士を抜擢した板尾監督は「相方役は最初から修士しかいないと思ってました。修司はピュアなんですよ……こいつの相方の小堀は愛人が8人いるらしいですけど」と川谷の相方・小堀裕之の不倫問題に触れ、川谷が慌てて「まぁ噂ですけどね!」とフォローし、笑いを誘う場面もあった。(取材・文:スズキヒロシ)

映画『火花』は2017年11月23日より全国公開
京都国際映画祭2017は10月15日まで京都市内各所で開催中

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