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「三橋貴明氏ブログ」安倍デフレ(後編)

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『統計の嘘は国家の揺らぎ①』三橋貴明 AJER2019.1.29

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【一般参加可能な講演会のお知らせ】

衆議院議員あんどう裕・第一回日本の未来を考えるセミナーhttp://mtdata.jp/data_62.html#ando 2019年3月9日(土) 15:00-会場:ベルサール東京日本橋パネリスト:藤井聡、三橋貴明、室伏謙一※三名共に懇親会に出席します。是非、ご来場ください。

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三橋TV第53回【大ネタ!消された景気後退!】

マレーシアに行ってきます。 何か、旅慣れてくると荷物が少なくなり、スーツケースがガラガラになっていくのが少し寂しい(お土産を入れればいい、という考え方もありますが)。

体重がついに70kgを割り込んでしまった。さすがに、減り過ぎかな。

昨日は三橋経済塾第八期第二回講義開催日でした。ゲスト講師は藤井聡先生。

http://members8.mitsuhashi-keizaijuku.jp/

インターネット受講の皆様は、しばらくお待ちくださいませ。メインテーマは「国債発行の"超"仕組み」。

実際に講義をして分かったのですが、結局「おカネ」「国債」「財政」に関する理解においては、「おカネの発行」「おカネの振込」 を正しく切り分けて認識することが大切なのでございますな。 政府が国債発行し、銀行から日銀当座預金を借り入れるのは、「振込」。

つまりは、今あるおカネを移すだけなので、社会全体のおカネは増えない。 日銀が日銀当座預金を「増やして」国債を買い取るのは、これはおカネの発行。現金紙幣や借用証書(現金紙幣も借用証書だけど)を銀行に持ち込み、銀行預金にするのもおカネの発行。

おカネの発行は、おカネを増やしますが、振り込みは増やしません(移動するだけ)。 藤井先生が、表現者クライテリオンで展開されている議論が「世界最先端」と断定されましたが、理由がもっともでございまして、 こちらは外国の文献を参考にでき、主張を高度化することはできますが、あちらはまず無理なのでございますよ。

日本語の文献を参考にする人は、世界にはそう多くはないでしょう。つまりは、非対称なのです。 そういう意味で、三橋経済塾で講義をしている「国債発行の仕組み」も、やはり文句なしで世界最先端だと思います。というか、ここまで「おカネ」について、底の底まで理解しようとする塾は、他に存在しないでしょう。

残念ながら、おカネについて完璧に理解したとしても、「自分」のおカネ(資産として)を増やせるとは限りません。社会全体のおカネの量を増やすのは簡単ですが。借りればいいだけなので。 さて、安倍デフレ。

【日本の実質消費(年平均)の推移(対前年比%)】

http://mtdata.jp/data_62.html#JCheikin

この図を「軽く」見ている人が少なくないでしょうが、これ、本当にヤバイです。何しろ、14年の消費税増税後、実質消費が「下落して、下落して、下落して、下落して、下落した」わけでございますから。 リーマンショックや東日本大震災の落ち込みは、翌年(もしくは翌々年)にある程度は回復しましたが、今回は「回復」がないのです。

 これほどまでに連続して実質消費が落ち込んだのは、間違いなく日本史上初めてでしょう。【日本の半期で見た名目賃金・実質賃金の推移(対前年比%)】

 http://mtdata.jp/data_62.html#JMChingin

【日本の実質賃金の推移(現金給与総額) 】

http://mtdata.jp/data_62.html#Choki そして、なぜ実質消費が落ちこんだのかといえば、もちろん実質賃続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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