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🌸保守速報!最新!文春:恐怖どころか「バカ殿シリーズ」を思い出させるトランプ政権の内実

『FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実』(ボブ・ウッドワード 著/伏見威蕃 訳)『恐怖の男』という邦題(原題は『恐怖』)から、評者はスターリンやポル・ポトのような話を予想していた。無軌道な傍若無人ぶり…

恐怖どころか「バカ殿シリーズ」を思い出させるトランプ政権の内実

1/28(月) 7:00配信

文春オンライン

『恐怖の男』という邦題(原題は『恐怖』)から、評者はスターリンやポル・ポトのような話を予想していた。無軌道な傍若無人ぶりと独裁を発揮して、あらゆる邪魔者を冷酷に粛清する恐怖の独裁者。だが各種取材の結果、蛮行に貫徹する狂った論理の片鱗が明らかになるにつれ、なおさらその恐怖は深まる……。

が、この期待は裏切られた。ある一つの事実さえなければ、ここに書かれたトランプ政権の内実は、恐怖どころかバカ殿シリーズ的なギャグとして大笑いしたくなるような代物なのだ。

その事実とはもちろん、この人がホントにアメリカ大統領だということだ。

そう、ここに描かれた人物が世界を牛耳っているのでなければ、本書の主人公には親しみすらおぼえかねない。誰もがどこかで出会っている、口先と勢いだけの無能な上司。人の話を聞かない(聞いても理解できない)、せっかく作ってあげた説明資料を読みもせず、テレビのワイドショーばかり見てそれにいちいち騒ぎ、メンツと私怨にこだわり、仕事はすべて部下に押しつけて、手柄は横取り、失敗は責任逃れに終始。公私混同と身内びいきのオンパレード。

そしてその身内も負けじとギャグを連発してくれる。特にイヴァンカがホワイトハウスを私物化し、何かと「私はファースト・ドーターよ!」とわめきたてるという話は、ネタにしてもできすぎなほど。

さてトランプ政権の内幕を描く本は、邦訳のあるウォルフ『炎と怒り』などすでにいくつかある。本書はそれと決定的にちがうわけではない。従来型のジャーナリズムは、普通はその対象の核心を描き出そうとする。だがトランプには、そもそも核心がない。ならば何を描こうか? この難題には、かのウォーターゲート事件の立役者ウッドワードすら答を出しかねているようだ。彼はその空疎な中心のまわりに蠢(うごめ)く人々を描き出す。トランプの気まぐれによる最悪の事態を何とかさけるべく、面従腹背で必死に動く人々、一方で阿諛追従(あゆついしょう)の三百代言おべっか使いども。だがそれはすべて、ひたすら右往左往の混沌を浮かび上がらせるだけ。

だがそれにしても、どうすればよいものか。トランプ当選以後、彼の支離滅裂な政策行動を見て、実はそれが明確な方向性を持つ計算ずくの巧妙なビジネス的打算であり、経済も一貫したトランプノミクスなのだ、自分はそれが見通せると語る訳知り顔の論者は後を絶たない。が、本書を読むと、それが眉唾だというのもわかる。

本書の読者は世界の経済、軍事、国際関係、その他あらゆる最重要事項が、かくもいい加減に決まっているという事実に改めて愕然とさせられる。我々自身が、すでにこのギャグの一部なのだ。そしてそれこそが本書の本当の「恐怖」ではあるのだ。

Bob Woodward/1943年生まれ。イェール大学卒。ワシントン・ポスト記者。同僚のカール・バーンスタインとともに、ウォーターゲート事件をスクープ。著書は『大統領の陰謀』『ブッシュの戦争』など多数ある。本書原書は発売初週で100万部を突破した。

やまがたひろお/1964年生まれ。評論家・翻訳家。主な訳書にピケティ『21世紀の資本』(共訳)、ワイス他『イスラム国』など。


名無しさん
3時間前
環境問題に無関心だったり世界と足並みを揃えることを拒否したり、他国から見れば問題児扱いではあるけど、事実としてアメリカ国内の景気は拡大してるようだしアメリカ人にとってはいい大統領なんじゃないの?と思いますけどね。一番ひどく叩かれていたのは確か不法移民を収容する際に親と子を引き離して収容した時だったと思うけど、あれもすぐに撤回して親子同じ施設に収容するようにしたし、国民の声を聞く大統領という評価もできるんじゃないでしょうかね。

名無しさん
2時間前
トランプ政権に盲従でもいけないし、おかしいからとダメ出し離反すると、現状の日本は、中国ロシア朝鮮半島の草刈場になりかねない。
記者の書くものは、通常、政治無理解だからアテにし過ぎないに限る。
頭の良い一流の者が仮に政治記者を数十年やってても、結局、選挙をやったことも政局で立ち回ったことも政策を動かしたことも無い傍観者でしかないから、「分かってない」。
国会議員でさえ万年野党の議員は、よく寝ぼけたことをやってる。
評論家より当事者であらなければならない。

名無しさん
6時間前
日本が酷すぎるからそんなに驚かない

名無しさん
5時間前
トランプが大統領選に立候補した時は、大爆笑した
当選するわけないじゃん、とうとうおつむがやられたかと思った
でも、共和党の他の候補者をしりぞき共和党候補者になってクリントン氏を破り、大統領になった時には・・・
ああ、トランプだけじゃなくてアメリカ国民の大多数は頭やられているのかとゾッとした
そんな国に腰巾着するしかない、我が国の政府にも辟易する
日本帝国主義時代に戻りたいとは思わないけど、今より強くて独立していた日本には戻りたいと思う

名無しさん
4時間前
山形浩生の訳だったら読みたい。

名無しさん
1時間前
タイトルで志村けんの顔が脳裏をよぎった。

名無しさん
9分前
日本のボンクラ総理とウマが合うわけだ。

名無しさん
6時間前
金に文、トワンプに2匹のプー!
ダメだこりゃ!

名無しさん
5時間前
指導者がアホでも我々は生きていけるってこった。

名無しさん
5時間前
安倍晋三と現政権に規模何分の一かの矮小コピーでそっくり同じ論評ができる。
この本と同じスジ書きでコピー本が書けるということ。
正にトランプに阿諛追従するポチ。
KKK/WWW
6時間前
安倍チルドレンの腰巾着どもも似たりよったり。他人事と笑っておられないぞ。

名無しさん
4時間前
そのトランプをいまだに40%の支持者がアメリカには居る。これは米国の実態を示している、おそらくトランプが退任しようが彼の支持者達の信条は変わらない。我々はこの事を含めアメリカを理解し日本の対応を考え直す必要がある。

名無しさん
1時間前
アメリカ大統領は、自国民はもちろん、他国民のことも考慮しなければならないので、大変な職業かと思っていましたが、トランプ氏のように、自分のことを中心に考えればよい、ということなら、良い職業かもしれませんね。

名無しさん
6時間前
その「バカ殿」が率いている国が他ならぬアメリカ。
だとしたら、日本は……

Source: 文春砲

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