日韓防衛問題 冷静に摩擦の収束を
今度は韓国側が新たな抗議を発表した。海自機が韓国の艦艇に繰り返し威嚇飛行をしたとしている。 懸念する事案が発生したというのなら、相手に伝え、事実関係を調べるのは当然だ。ところが今の両国当局間では、そのための対話も円滑に進まない。
日本側にも関係の悪循環を断つ責任はある。現場での国際規定を守るのは当然として、韓国側の訴えにも配慮する方策を考えるべきだろう。偶発的な事故や誤解を生まないためにも、平素から独自のルールを定め、認識を共有する防衛交流を深めることが有効ではないか。
いまの大半の問題は、背景に政府間の風通しの悪さに伴う不和がある。安倍首相は今こそ対話し、両国民に協調の価値を説くべきである。
https://www.asahi.com/articles/DA3S13863591.html?ref=editorial_backnumber
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Source: U-1