スポンサーリンク

データはありません

「三橋貴明氏ブログ」グローバリズムは国家・国民を守らない

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

『適切な料金適切な規制①』三橋貴明 AJER2019.1.1

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

三橋経済塾第八期の申込受付を開始しました。詳しくは、一番上のバナーもしくはこちら をクリック!

三橋TV第37回【日本が科学技術大国ではなくなった理由】

国家にはいくつもの「軸」があります。各種の軸において、いかなるポジショニングをするかが重要なのです。「グローバリズムに背を向けるのか!?

鎖国する気か!?」 といった「頭が悪い人」は、さすがに最近は少なくなりましたが、すべてを自由にし、国境も排する「究極のグローバリズム」と、国を閉ざす鎖国との間には無限のバリエーションがあります。

究極のグローバリズムから鎖国に至る「軸」の上で、どこにポジショニングをするかについて、国民や政治家が国益にのっとり、真剣に考え、判断する必要があります。

あるいは、昨日も話題に出た「計画」。 無計画な国家(現在の日本)と、究極の計画国家(かつてのソ連)は、二者択一ではありません。計画経済と聞き「ソ連か!?」などと反射的に思ってしまった人は、自分がナイーブ(幼稚)であることを自覚しましょう。

いくら何でも、インフラ整備や科学技術投資、防衛力強化を無計画に行えるわけがありません。というか、実際に計画を持たずに、絶賛衰退中の国が我が日本国なのです。

同じように、国家の権力行使にしても、ナチスや中国共産党のような「全体主義」と、政府が存在しないか、あるいは極端に権力が小さい「無政府主義」は、どちらがいいという話ではないのです。

「どっちもダメ」 というのが(恐らく)正解であり、国民の豊かさや安全を実現し(経世済民)、国益を守るために適切な「国家権力の強さ」というポジションはあるはずです。

わが国は、グローバリズムのなの下で、あるいは大東亜戦争敗北後の「平和主義」の下で、政府の権力を弱体化させる歴史を辿ってきました。

中野剛志先生の「世界の政治経済マトリクス」でいえば、右上がグローバリズムを推進する「カネカネカネ主義者」つまりは自民党、左上が夢想的な平和主義の下で「反・日本国」「反・国家」を追求する地球市民勢力つまりはほとんどの野党、というわけです。

【世界の政治経済マトリクス】

http://mtdata.jp/data_62.html#matrix

右上にせよ、左上にせよ、国家権力を弱体化させるグローバリズムは、最終的には国民、国家を守りません。というか、守ることができなくなります。

理由は、もちろん国家、国民を守るためには「パワー(権力)」が必要であるためです。政府を小さくする、日本を否定する、などとやっていては、当たり前ですが「国家、国民を守る権力」も消滅します。 無論、世界がそれこそ憲法前文のごと続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

スポンサーリンク




ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

2,402人の購読者に加わりましょう

この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事