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「三橋貴明氏ブログ」亡国を回避するために理解しなければならないマトリクス

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『グローバリズムのトリニティ①』三橋貴明 AJER2018.12.4

 

 

 

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三橋TV第33回【三橋貴明と山本太郎の意外な共通点】

 

 

 

先日のシンポジウムで中野剛志先生が解説してくれましたが、現在の日本をむしばむ(緊縮財政含む)グローバリズムの始まりは、オイルショックでした。

厳密には、1973年の第一次オイルショックによる実質GDPのマイナス成長+コストプッシュ型インフレによる「スタグフレーション」が発生し、

いわゆるケインズ的政策が否定されてしまいます。 結果的に、フリードマンやブキャナン的「新自由主義」「財政均衡主義」「マネタリズム」が世界の政治に入り込んできました。資本家、投資家、大企業、富裕層に有利な政策、あるいは「政府を小さくする政策」が一斉に始まることになります。

 

 

オイルショックという「(文字通り)ショック」が、新自由主義、グローバリズム、新古典派経済学、

市場原理主義、マネタリズム(全部根っこは同じ)といった新たな「金持ちを利する、小さな政府」推進策を正当化してしまったのです。

 

 

1979年には、イギリスでマーガレット・サッチャーが首相の座を射止め、世界的にグローバリズムが始まりました。

日本にしても、中曽根政権がグローバリズムの本格的な始まりとなり、本来は右下(右寄り反グローバリズム)に位置していた自民党が、次第に右上に移っていきます。

 

【世界の政治経済マトリクス(中野剛志、評論家)】

 

http://mtdata.jp/data_62.html#matrix

 

そして、「愛国主義」「保守主義」「対外強硬主義」を叫びながら、

 

国内ではバリバリとグローバリズム的政策を推進していったのです。日本の話ではなく、主要先進国全般の話です。

 

日本の場合、小泉元首相が靖国神社に参拝すれば保守派と呼ばれる人々は歓喜し、

 

国内でグローバリズムが推進され、日本国家が破壊されるのを見逃しました。

 

安倍政権が対中、対韓で少し強く出れば、「キタコレ!」とか何とか言いつつ、国内でグローバリズムが猛威を振るい、

 

日本が「日本でなくなっていく」現実から目をそらし続けました。(続けています) もっとも、上記の反国家スキームは、

 

イギリスのサッチャー政権から始まる「伝統」なのです。 問題は、むしろ左上です。

 

特に、日本の場合は顕著なのですが、先進国の「左寄り」は(マレーの本などを読むと分かりますが)こぞって「反国家的」なのです。

 

国家の歴史、過去について「贖罪意識」を声高に叫ぶのが、先進国の左の特徴です。

 

それでも、冷戦までは「ソ連」という明確な敵がいたため、日本を除く先進国の「左」はそれなりにナショナリズムを主張していました。

 

(日本の左は元々反日本国家の傾向が強かったですが) 冷戦終了後、主要先進国では「左寄り」が本来の支持者である「労働組合」から乖離するという現象が起きます。

 

つまりは、左下の「左寄り反グローバリズム」がグローバリズムへと上昇していったのです。 結果、左寄り続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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