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望月衣塑子がトンデモ女性論を語りまくる笑えない光景が出現 女性は男社会のアウトサイダー
1:クロ ★:2018/12/17(月) 11:55:10.16 ID:CAP_USER9

『しゃべり尽くそう! 私たちの新フェミニズム』は、東京新聞の現役記者である望月衣塑子さんが、ジャーナリスト、大学研究者、中学校教諭、弁護士とそれぞれの立場で声をあげてきた女性たちと語り合った対談集だ。望月さんに、同著に込めた思いを聞く。

*  *  *
「2017年に公表された、男女格差の度合いを示すジェンダーギャップ指数で、日本は144カ国中114位と過去最低を記録しました。国会議員、勤労所得、管理職、どの点でも日本女性は厳しい立場に置かれています。だからこそ、それぞれの立場で頑張っている女性たちの元気な声を伝えたいと思いました」

本書で聞き手を務めるのは東京新聞の現役記者・望月衣塑子さん。昨年6月、菅義偉官房長官の会見で、加計学園問題や伊藤詩織さんの訴えについて40分にわたり質問を続けたことで、日本中にその存在が知られた。

望月さんはさまざまな立場で活躍する4人の女性を迎え、日本の抱える問題と解決策を語り合う。

「伊藤詩織さんの勇気ある告発は世界中で注目されました。大阪の公立中学校の授業で慰安婦問題を取り上げてきた平井美津子さんも、ずっとお会いしたかった方です。シンクタンク・新外交イニシアティブ代表の猿田佐世さんからは日本政府や一部の政治家が米ワシントンの知日派を拡声器として利用している現実と、状況を変えるための新しい方法についてうかがいました」

本書の対談者のひとり、上智大学法学部教授の三浦まりさんは、「なぜ先進国の中で日本だけがジェンダーギャップ指数の順位を下げ続けているのか」という、私たちの現状に直結する問題を指摘。

「三浦さんは『諸外国がやっているのに日本が手をつけなかった最たるものがジェンダー平等だ』と言うんです。法律上は1999年に男女共同参画社会基本法、01年にはDV防止法ができたけれど、バックラッシュ(反動)も起き、停滞が続いています」

三浦さんは女性リーダーを育てる一般社団法人「パリテ・アカデミー」を始めた。望月さんは言う。

「政治や組織、さまざまな場所に女性が増えるだけで変革が始まります。女性は男社会のアウトサイダーだから(笑)。女性が生きやすい社会は男性にとっても良い社会のはずなんです」

望月さんはじめ、本書に登場する女性たちは、みな「自分の声」を持ち、当事者として社会に向き合っている。

「日本は同調圧力が強いし、誰だってバッシングは怖い。それでも『これだけは言わなくては』という気持ちがあるなら、気にせず進まないと。出すぎた杭は打たれない──と、よく私は言うのですが、社会を変えていくためには、声をあげ続けるしかないと思います」

(ライター・矢内裕子)

■書店員さんオススメの一冊

『マンゴーと手榴弾 生活史の理論』(岸政彦著)は、ポスト構築主義の新しい生活史方法論を説いた一冊だ。リブロの野上由人さんは、同著の魅力を次のように寄せる。

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今年、創立70周年を迎えた人文科学・社会科学分野を中心とした専門書出版社が<広く一般読者に届く言葉をもつ著者とともに、「著者の本気は読者に伝わる」をモットーにおくる新シリーズ>として「けいそうブックス」を創刊した。

本書はその第3弾。『断片的なものの社会学』で「紀伊國屋じんぶん大賞2016」を受賞するなど、まさに「広く一般読者に届く言葉をもつ著者」として人気の高い社会学者が、自身の研究手法「生活史調査」について事例をもとに説明しながら、質的社会学とよばれる研究の目指すところを明らかにしようとする。

平易な言葉で書かれているが、決してものごとを単純化しているのではない。無理に単純化せず丁寧に書き分けているから読めるのだ。当シリーズにふさわしい「届く言葉」「著者の本気」を実感した。

※AERA 2018年12月17日号
https://dot.asahi.com/aera/2018121300078.html

 

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Source: U-1

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