平成29年9月21日日米首脳会談及び日米韓首脳会談についての会見
平成29年9月21日(現地時間)、安倍総理は、アメリカ合衆国のニューヨークで会見を行いました。
総理は、日米首脳会談及び日米韓首脳会談について、次のように述べました。
「先ほど、約1時間にわたって、トランプ大統領と日米首脳会談を行い、北朝鮮の脅威について、突っ込んだ意見交換を行いました。米国は日本の防衛について揺るぎないコミットメント、しっかりとそれを確認し、そして、日米は100パーセント共にあることも確認をいたしました。
また、トランプ大統領は、国連演説において横田めぐみさんに触れ、拉致問題の重要性について世界に向けて発信をしてくれました。日本の拉致被害者、そして北朝鮮に拘束されている米国人の解放のために日米で共にしっかりと連携し、協力していくことを確認いたしました。
そして、先般の厳しい制裁決議を完全に履行していくことを確保し、更に北朝鮮に最大限の圧力をかけることで核・ミサイル問題、さらには拉致問題の解決に向けて、北朝鮮の政策を変えさせていかなければなりません。
今回、日米韓の首脳会談を行いました。北朝鮮の脅威が高まる中にあって、間違いなく日米韓の連携は強くなっています。日米韓結束の下、国際社会に力強く働き掛けを行っていくことで、3国は完全に一致しました。今後、しっかりと日米韓で協力をしながら、あるいは国際社会と連携をしながら、北朝鮮に今までにない、格段に高い圧力をかけ、北朝鮮の政策を変えさせてまいります。
そして、トランプ大統領の年内訪日に向けて、その調整を加速させることで一致をいたしました。トランプ大統領とは、今までも適時、何回も電話で会談をしておりますが、トランプ大統領に来日をしていただき、日米関係を更に強固なものにしていきたい、絆を深めていきたいと思っています。」
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関連リンク
- 安倍総理大臣及び河野外務大臣の第72回国連総会出席(外務省HP)
- 米国訪問についての会見(官邸HP)
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- 米国訪問-3日目-(官邸HP)
- 米国訪問-4日目-(官邸HP)
Source: 首相官邸