▲エトビコ芸術高校の廊下に描かれた日本軍国主義の象徴、旭日旗.
トロントのエトビコ芸術高等学校(Etobicoke School of the Arts)で日本の戦争犯罪を想起させる旭日旗壁画が数年間維持されていたことが明らかになった。
最近、バンクーバー、ラングレーのウォルナットグローブ高等学校に旭日旗が掲げられた事件(22日付A4面)に続き二番目だ。
この学校でミュージカルを専攻するカン・ミンソ(9学年・14才)さんは22日、本誌との通話で「学校の廊下の壁にドイツ・ナチの戦犯旗「ハーケン・クロイツ」と同じような意味を持つ日本の「旭日旗」が堂々と描かれているのを見て学校側に抗議した」と話した。
カンさんは「毎年開かれる学校芸術祭で公演した演劇を美術課で壁画として残して記念すると聞いた」として「学校の旭日旗ペインティングは6年前、歴史関連の演劇後に描かれたようだ」と話した。引き続き「授業に行くためいつも行き来きする廊下に旭日旗があって多くの学生たちが自然に見ることになる」と付け加えた。
7才の時、カナダに移民してきたというカンさんは「幼い時、移民にきたので韓国で歴史を習ってはいないが、ご両親から常に韓国の歴史を聞いて習ったので旭日旗がなぜ誤まりなのか知っている」と説明した。
今年9月、この学校に入学したカンさんは旭日旗を発見後、中国・フィリピン系の友人3人と共に9月14日に学校側に正式抗議した。
同校のジョージ、マブラガニス(George Mavraganis)校長(代行)は「学生たちの抗議を受けて、教育庁に報告した。解決策を見出すために議論中」と伝えた。
マブラガニス校長は「学生たちの立場を全面的に支持するが、正式抗議を受け取った状況で校長権限を利用して旭日旗を消すのは独断的に下せない決定」と話した。
エトビコ教育庁公式指針によれば事件に対する学生の正式抗議が学校に受け入れられたら、毎月開かれる教育庁の会議で報告して会議を通じて問題を解決する順序を経る。
校長は「単純に旭日旗を消すだけでなく初めからなぜ旭日旗が問題になるのかに対する教育もやはり重要なので学生・父兄との議論を通じて問題解決に対する合意を引き出す予定」と明らかにした。
学校側は12月3日(月)と4日(火)の二日にかけて開かれる学校ミーティングで抗議したカンさんと3人の学生たちが発表すると明らかにした。
エトビコ芸術高等学校は1981年設立された総合芸術高等学校で舞踊、演技、フィルム、音楽、ビジュアルアートなどの芸術専攻を専門的に教える名門だ。
ソース：コリアタイムズ(韓国語) トロント芸術学教壁にも「旭日旗」BC州に続き二番目、韓人学生抗議
https://www.koreatimes.net/ArticleViewer/Article/114801
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Source: U-1
