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『帝国対民主国家の最終戦争が始まる(後篇)①』三橋貴明 AJER2018.11.6https://youtu.be/yMQtufFxoE0
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三橋TV第13回 【モンサントの日本侵略計画】 https://youtu.be/PdHWV6owYes
さて、ご存知の通り、安倍政権は厚生労働省の「毎月勤労統計調査」において、
2018年1月1日からサンプルを入れ替えています。 それは別に構わないのですが、
「入れ替えた後のサンプル企業群」 と、「入れ替える前のサンプル企業群」 を比較し、
「実質賃金21年ぶりの伸び!(18年6月)」などとやっていたため、わたくしは猛烈に批判しました。
サンプル入れ替えではなく、入れ替え後と入れ替え前を比べる、つまりは異なる企業群を比較し
「21年ぶり!」などとやっている、そのインチキぶりを批判したのです。
さすがに批判が殺到し、厚生労働省は、「サンプル入れ替え前から残っている企業」
で比較した「共通事業所」のデータも掲載するようになりました。
個人的には、タイミング的に「消費税増税の下地を整える」のために、
サンプル入れ替え前とサンプル入れ替え後を比較し、実質賃金を高く見せたかったのではないかと推測しています。
普通の人は、サンプルの変更など知りませんから、「実質賃金21年ぶりの伸び!」 などと報じられると、
「ああ、みんな豊かになってきているんだ。ならば、消費税増税しても大丈夫だな」 と、印象操作されてしまいます。
真偽は分かりませんが、いずれにせよ「入れ替え後」と「入れ替え前」を比較し、
「21年ぶりの伸び!」などとやることは、明らかにインチキです。統計マジックですらありません。
いかなる言い訳をしようとも、安倍政権のインチキを正当化することはできないのです。
(ここで、また「いやでもサンプルの変更は~」などと、サンプル変更を批判する三橋のストローマンを作った人は、即アク禁ね)
さて、その実質賃金が、大変なことになっています。 『実質賃金、2カ月連続の減 9月速報、給与総額は増加
https://this.kiji.is/432696910965425249?c=39546741839462401
厚生労働省が7日発続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ