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『帝国対民主国家の最終戦争が始まる(後篇)①』三橋貴明 AJER2018.11.6https://youtu.be/yMQtufFxoE0
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三橋TV第13回 【モンサントの日本侵略計画】
改めて、移民政策のトリレンマとは、「移民受入」「安全な国家」「国民の自由」は、
同時に二つまでしか成立させることができないという法則になります。
三つを同時に実現することは絶対にできません。
●自由な移民国家は、安全な国家を失う。
●安全な移民国家では、国民の自由が制限される。
●安全で自由な国家を維持したいならば、移民を受け入れてはならない。
移民政策のトリレンマの法則からは、誰も逃れることができません。
国民が安全に暮らし、かつ移民を受け入れるのであれば、
シンガポール(あるいはUAE)方式にするしかありません。
国民(及び移民)の自由を大幅に制限するのです。
国民の自由は維持したい。それでも、どうしても移民を受け入れたいならば、
せめて「アメリカ方式」にする必要があります。
アメリカの場合、国籍を取得したい移民は、アメリカ合衆国憲法への「忠誠の誓い」を果たさなければなりません。
あるいは、法律が定めた場合に「兵役」に従事することも求められます。
さらには、「言語」についてもアメリカ英語が強制されました
(現在は、かなり緩んでしまいましたが)。アメリカは、膨大な外国人が移民として流入するがゆえに、
国籍取得に際し「アメリカ国家への忠誠」を求め、ナショナリズムの醸成を図ったのです。
つまりは、移民に対し「日本国への忠誠」を求め、日本語の使用を強制し、
様々な教育や制度により「日本人」になってもらわなければならないのです。
移民はロボットでもモノでもなく、それぞれが固有のアイデンティティを持つ「人間」です。
他の国の人間を、強制的に「日本人」にするというのは、これは実に傲慢な話ではあります。
日本人が中国に移住し「中国人になれ」といわれ、なれますか? という話です。
とはいえ、それ以外に「自由な移民国家」を健全に維持する方法はありません。
残念なことに、「安全な国家」は完全には実現できませんが、何もしないよりはマシです。
日系人主体のアメリカ軍「第442連隊」が尊敬されるのは、日本の血を引きながら、
立派に「アメリカ軍人」として戦ったからなのでございます。
祖国のアイデンティティを残したまま、中途半端に受け入れると、まさに現在の欧州の惨状に至ります。
特に、移民一世はともかく、二世以降は自らが暮す国の言葉も話せず、コミュニティから疎外されます。
言葉が話せなければ、まともな教育も受けられず、特に高等教育へのチャネルを封じられ、
まともな職にも就けません。 結果的に、疎外感を抱いた移民の子孫たちがホーム・グロウン・テロリストになり、あ
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Source: 三橋貴明氏ブログ