「日本のことを教えてグー!」「万世一系」とはどういう意味!?
初代、神武天皇から現在の今上天皇まで125代、血統が途絶えることなく
世襲で皇位が継承されてきたということです。
神武天皇は神話に出てくる邇邇芸命のひ孫で邇邇芸命は皇室の先祖とされる
天照大神の孫ですから、今上天皇も神話の神々の系統に連なっているのです。
日本は神話と歴史が繋がっているのです。
これほど長く続いている家系は世界にはありません。
このことがどれほどすごいことか、他国の例を見るとよくわかります。
第一次世界大戦後、ヨーロッパの王国だったロシア、ドイツ、オーストリア
ハンガリーでは王室が廃止されました。
フランス革命では国王がギロチンにかけられました。
イギリスは国王と国民の激しい闘争の末、王室を残して立憲君主国になりました。
しかし、我が国日本では歴史上、天皇と国民が対立したことはありません。
明治維新まで天皇がお住まいだった京都御所には
低い塀しかなく、警護のものも、わずかしかいませんでした。
民衆が反乱を起こすということは日本では考えられなかったからです。
日本の天皇は欧米の王室から見ると謎の存在です。
一二五代の天皇の中には様々な方がいらっしゃったはずです。
日本が軍事的危機に陥れば、天皇は武人として戦った時もあります。
しかし、平時においては基本的に天皇は憲法の範囲内でしか国政に
介入できないことになっていました。
そして天皇は国家元首でありながら国民を「大御宝」と呼び、
大切になさいます。
だから天皇は常に国民の敬愛の対象であられるのです。
どうですか、日本って素晴らしいですね。
戦後教育で、日本人は野蛮で好戦的な国とレッテル張りされましたが
大きな間違いですね。
天皇の元世界で1番平和的で温厚な民族です。
誇りを持ちましょう!!
歴史[編集]
「万世一系」論の始まり[編集]
「日本は、王朝交代したことがない点で他国と基本的に異なる」という信念は、日本の王朝と同じくらい古くからあった。この主張について、十数世紀にわたって誇りを抱いたり、不思議に思う人々がいた。
大伴家持(718頃-785)は『万葉集』を編纂した奈良時代有数の歌人である。大伴家持は自分が仕えた聖武天皇を褒め称える次のような和歌を残している(下記の現代語訳は日本学術振興会の英訳から)。
葦原(あしはら)の 瑞穂(みずほ)の国を 天降(あまくだ)り 知らしめしける 天皇(すめろき)の 神の命(みこと)の 御代(みよ)重(かさ)ね
天あまの日継(ひつぎ)と 知らし来くる 君の御代御代(みよみよ)敷きませる 四方(よも)の国には 山川を 広み淳(あつ)みと
奉る 御調宝(みつきたから)は 数え得ず 尽くしも兼ねつ— 大伴家持、『万葉集』巻一八
この和歌では天皇の家系が長いと述べているが、どれほど長いかは言及していない。
『日本書紀』は、神武天皇が即位した年を王朝の起点とした。聖徳太子(574-622)は、この日付を初めて定式化した。天皇の王朝に大いなる古さを付与しようとしたのである。この日付は日本人に自国の建国日として受けとめられた。国体(政治構造)の不変さの証拠とされることもしばしばだった。
神武天皇が創始した王朝は、「神の代」の祖先たちの系譜を引き継いでいるとも信じられていた。そのため、日本の王朝は永遠であり、万世一系であると考えられていた。