株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「国債の利払いが増えて破綻する論を、財務官僚が、国会答弁で否定してしまった。(前半)」三橋貴明 AJER2024.6.25 令和の政策ピボット呼びかけ人に「独身研究家 荒川和久先生」が加わって頂けました。 極右勢力が欧州議会選挙を席巻!〜移民問題に揺れるヨーロッパの“反撃“が始まる【[三橋TV第880回]三橋貴明・sayahttps://youtu.be/DvG_3L4oC5M 本日、20年ぶりに日銀の借用証書、すなわち「現金紙幣」のニューバージョンが発行されることになります。 新紙幣が印刷されている動画を観たかも知れませんが、実は現金紙幣は印刷され、札束になり、日銀の倉庫に置かれている時点では、「振り出し前の日銀の小切手帳」 に過ぎません。 市中銀行が保有する資産、日銀当座預金を「引き出す」形で新紙幣を手に入れた瞬間、現金紙幣は「保有者の資産」にして「日銀の負債」である貨幣に変わるのです。 驚かれるでしょうが、新紙幣が日銀倉庫にある状況で盗難にあっても、「現金盗難」にはなりません。振り出されていない小切手を盗んでも、現金盗難にならないのと同じです。(実際には盗まれた新紙幣は使われちゃうけど) 『20年ぶりの新紙幣きょう発行 午前中に手にできる金融機関も 20年ぶりとなる新しい紙幣が3日発行されます。新紙幣は3日の朝以降、日銀から各金融機関に引き渡され、午前中に手にすることができる金融機関もある見込みです。 新たな紙幣は一万円札が「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一、五千円札は日本で最初の女子留学生としてアメリカで学んだ津田梅子、千円札は破傷風の治療法を開発した細菌学者の北里柴三郎の肖像がデザインされます。(後略)』 市中銀行は、日銀当座預金を引き出すことで、現金紙幣を手に入れる。 我々は、自分たちの銀行預金を引き出すことで現金紙幣を手に入れる。 銀行預金は、誰かが銀行からおカネを借りることで創出される。 それでは、日銀当座預金は? 市中銀行は、国債を日銀に売ることで日銀当座預金を手に入れる。 何気に、はじまりの貨幣は「国債」なのです。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆特別コンテンツ「三続きをみる
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Source: 三橋貴明氏ブログ