日本保守党、衆院東京１５区補選に擁立する候補者を内定 今週末、大型街宣車を選挙区・江東区に投入 有本香氏が明かす
ベストセラー作家で保守論客として知られる百田尚樹氏が代表を務める「日本保守党」が、衆院東京１５区（江東区）補選（４月２８日投開票）に擁立する候補者を内定したことが分かった。事務総長を務めるジャーナリストの有本香氏が、２２日放送のネット番組「ニュース生放送 あさ８時！」などで明かした。同党は今週末、国政「初陣の地」と決めた東京１５区に、完成したばかりの大型街宣車を投入するという。
「東京１５区の候補者が内定し、これから発表の段取りを進めます」
有本氏は番組でこう明かした。候補者の詳細については、来週以降、記者会見を開き、発表する見通しという。
江東区では、昨年４月の区長選をめぐる公職選挙法違反（買収など）の罪で、前法務副大臣で元自民党衆院議員の柿沢未途被告＝離党＝が起訴されている。
日本保守党は今月、江東区に「東京江東支部」を設立した。支部設置の発表文には、「政治の家業化と腐敗の温床のような地区となってしまっています」「支部を置き、私たちの主張を広めるとともに世直しを進めて参りたく存じます」と記されていた。
同党はさらに、大型街宣車第１号「ブルーサンダー号」を今週末、江東区に入れる。
有本氏は番組で、「（街宣車について）『カッコいい』などの声もある。初陣の地と定めた東京１５区に今週末に投入します。近辺で見かけるかもしれませんが、よろしくお願いします」「（人が集まり過ぎる可能性があるので）間際になってから党員にはお知らせしたい」と語った。
