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1.04 愛国女性のつどい花時計「テレビの権威が崩壊するのを感じる」

 

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 新年明けましておめでとうございます。今年も拙ブログを宜しくお願いいたします。

 

昨年大みそかに放送された「第74NHK紅白歌合戦」の平均世帯視聴率が、第2部(午後9時~)で319%(関東地区)となり、過去最低だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かりました。21年の343%からさらに24ポイント低下しました。第1部(7時20分~)も290%(関西地区275%)で、初めて30%台を割りました。今回は旧ジャニーズ事務所所属の歌手が出ないことが分かっており、事前の予測でも視聴率が下がることは想定されていました。そういう意味では想定内の数字だったかも知れません。ただ紅白歌合戦の視聴率は毎年下がりつづけており、どういう歌手が出演するか、しないかに関係なく、順調に下がっています(笑)。

 紅白歌合戦の視聴率は1984年ぐらいまでは80%前後を維持していました。しかし状況が変化したのは19851990年の時期で、平均視聴率のレベルは7080%の水準から50%前後の水準へと急落しました。1990年代にはテレビは一家に一台ではなく一人一台に近づき、家族とはいえそれぞれが違う番組を見る時代となりました。大みそかには家族みんなで紅白歌合戦を見る、という大みそかならではの風景も次第に変わっていきました。2000年代以降は地上波テレビそのものを見ない若者も出現しました。それから20年がたち、未だに30%前後の視聴率を維持できている紅白歌合戦はある意味でやはり凄い番組なのかも知れません。しかし、それは番組の質が高いからではなく、単にテレビが権威だと信じる日本人がまだいるからだろうと思います。

 ジャニー喜多川という異常性愛者、変質者が育てたプロダクションの真の姿が去年、暴かれたことも紅白歌合戦の視聴率が落ちた一つの要因かも知れません。宝塚歌劇団の内情が暴露されたことも要因になったかも知れません。テレビの画面に映る夢のような世界は虚構であり、裏側には醜く、カネまみれの世界があるということに多くの人が気づいたのではないでしょうか。NHKのギャラというのは実はそれほど高くないそうです。ただ歌手やタレントが紅白歌合戦に出ることによって箔がつくと思い込んでいるから紅白に出たがるのでしょう。しかしNHKの権威が落ちれば、紅白に出ることにさほどの価値がないことに歌手たちも気が付くでしょう。

 2024年にはテレビの権威がさらに落ちることになると思います。それは決して悪いことではありません。面白くもない番組を大みそかだから、という理由で見ていたこと自体がおかしかったのです。紅白歌合戦という番組の現在の質ならば視聴率は10%前後が妥当なのではないでしょうか。むしろ民放の裏番組にもっと強力な番組が欲しいですね。

 

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 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

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Source: 愛国女性のつどい花時計

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