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11.14 「トランプは、イスラエル情勢をどうみているのか?!」

11.14 「トランプは、イスラエル情勢をどうみているのか?!」


今日のテーマは

「トランプはイスラエル情勢を どう見ているか」

ということでお送りいたします。

現在 共和党の大統領候補として 圧倒的トップを走っているトランプさんなんですが

このイスラエルとハマスの紛争が起きて以来 結構 批判が起きています

どんな批判かというと例えば トランプはイスラエル支持だと言って

バイデンや他の政治家と一緒ではないか こんな批判

今 世界中で巻き起こっている ネタニヤフ政権が行っている

ガザへの攻撃これによって 1万1千人の何の罪もない民間人が殺されている

これに対して すごい批判が 国際世論として湧き上がっているわけですよね

そんな中にもかかわらず イスラエル支持と言っているトランプというのは

他のバイデンとか 他の共和党と変わらないじゃないかと こういう批判ですね

それから トランプは ヒズボラは賢いと言って テロリストを称賛している

これは1ヶ月ぐらい前だったんですけど

この紛争が始まって直後でしたね トランプさんがフロリダの講演会の中で

こういう発言を確かにしているわけです

ヒズボラは賢いと言って ハマスじゃないんですけどハマスと組んでいるテロ集団のことを 称賛している、

とんでもないとこういう批判も出ているわけですよね

この批判は主に これはVANITY FAIRの 10月12日の記事ですけど

ホワイトハウス リズ・チェイニー デサンティスなどが

トランプ非難ということでこの件で批判しているわけですね

ホワイトハウスというのは バイデン政権で民主党が

それからリズ・チェイニーとかデサンティスというのは共産党側の反トランプということで

反トランプがみんなこの件で トランプさんを批判しているというふうに

こんなふうにいろんな批判が出ている。

それについて考えながら 実際どうなんだと

実際 トランプさんはイスラエル情勢を どう見ているんだろうというのを

今日 この動画で考えてみたいと思うんですね。

まず このヒズボラが賢いといった発言 これの真意は どうなのかというので

これはもう かなり分かっている人が 多いと思うんですが

要は切り取られたんですよね この発言の部分だけ

実際 その前後でどんなことを言ったかというとまとめると こんな内容です。

バイデン政権の安全保障チームは ヒズボラがイスラエル北部を 攻めてくると考えているが

彼らは悪質でずる賢いんだと そうじゃないんだと

彼らはイスラエル北部を攻めてくるんじゃなくて

メキシコ国境から アメリカに侵入しているんだとこれを言ってたんですよ

決して ヒズボラのことを 称賛する発言じゃないんです。

そうじゃなくて バイデン政権が分かっていない ということを言っている発言なんですね。

バイデン政権の安全保障チームは 単純に こういうハマスの攻撃があれば

ハマスと連携しているヒズボラはすぐに イスラエル北部に入ってくるだろうと考えるが

その考えは単純すぎると ヒズボラというのは もっと悪質で もっとずる賢いんだと

そんな誰でも分かるような動きをしない むしろ アメリカに入ってくるんだと

これを指摘してきたんですよね。

実際に この発言から1ヶ月経ってますけど

ヒズボラは依然として イスラエル北部に攻めてきてないですよね。

これはトランプさんが言ったとおりになっていますよ。

こんな感じで この2つ目の批判は 全然当たっていません。

実際にトランプのイスラエルに対してのポジション スタンスはどうなのかということで

数日前に 最新のトランプさんのインタビューがありました。

これがメキシコの大手の スペイン語のテレビ局なんですね

ユニビジョンというテレビ局の インタビューがあったんです

このインタビューの中で 非常に重要なことを言われていました それが これなんですよね

自分だったら 10月7日のハマスの攻撃を防ぐために イランと交渉していただろうって

どういうことかというと私がもし大統領を続けていたとすれば

イランとの取引は成立していただろう イランとは実際にうまくいっていたんだ こういう発言をしています。

結局 トランプさんが大統領の時から こういう事態は もう予想されていたことなわけですよね。

いずれ ハマスがバックにいるイランからの支援を受けて 攻めてくるという。

これを防ぐのがアメリカの役割だったはずだと

真にアメリカがイスラエルを守る 同盟国であるんだったらこれを事前に防がなきゃいけない

それを許すこと自体が問題なんだと 自分だったら イランと交渉していると

交渉して 実際にやっていたと 結構 うまくいっていたんだと

多分 イランとの取引が成立していて こんなことは起きていなかった。

こんなことというのは 10月7日に イスラエルの民間人が虐殺される。

その後 パレスチナの民間人が 1万1千人も犠牲になる。

こんな多くの人が亡くなる 犠牲になるということは

起きていなかったんだとということを言っています。

最初にあったトランプへの批判 は、トランプは イスラエル支持だというふうに言って

それだったら バイデンと一緒じゃないかと 共和党のほかの議員と一緒じゃないかというものでした。

確かに バイデンと共和党は 今 意見が一致しているんです。

何で一致しているかというとイスラエルに武器を送りましょう というので 一致しているんですね

しかし トランプさんは この連中とは違いますね

今の発言であったとおり 武器ではないんですよ

武器ではなくて 平和交渉をしていると 自分だったらこれを強調しているわけです

イランと戦うために 今やバイデン政権は 地中海に空母2隻だとか

ものすごい部隊を集めているわけですよね。

武器まで輸送している。

もう やる気満々じゃないですか。

これはハマスと戦うわけじゃないわけですよ。

イランと戦いたくて ものすごい兵力を 今 東地中海に集めているわけです。

しかし トランプさんだったら イランと戦うんじゃなくて 平和交渉しているとこれを言っているんですね。

ここが最大の違いです。

そして 問題は 今のイスラエルの ガザ地区への攻撃ですよね。

これをやらせているのがネタニヤフ政権です。

そのネタニヤフ政権の ネタニヤフとトランプの関係なんですけど

トランプ政権の時は ネタニヤフとの関係は 盟友同士と言われました 非常に仲がいいと言われた。

しかし この10月7日の件が起きて以来 トランプがネタニヤフの批判をしています。

こう言っています。


「ネタニヤフが10月7日を 予想できなかったこと これがもうおかしいんだ」と 批判しているんですね。

さらには 2020年の1月3日 トランプ政権の時です。


イラン軍司令官のカセム・ソレイマニ このソレイマニ司令官を 暗殺するという計画を実行しました。

そして これはそのとおりになっています。

この時 アメリカとイスラエルの協力関係は まさに絶頂期にあると 言われていたんですね。

ところが 本当は そうじゃなかったということを今 トランプさんが暴露しているんですよね。

それが この10月11日の 先ほどのヒズボラは賢いと言って

ヒズボラを称賛したと 問題視された時の講演会です。

ここで トランプは、「ネタニヤフは 実は直前になって 裏切ったんだ」ということを 暴露していますね

イスラエルは 我々と一緒に この計画をやるつもりだったし 何か月も前から取り組んできた

しかし 前夜になって イスラエルは この攻撃に参加しないと 突然 連絡してきたという

この時 本当に失望したんだ という話をしていますね。

こういう話をハマスと戦っている最中の イスラエルの首相について

あえて トランプさんはしているんですね。

そのことに対しても 批判が結構 多いわけですよ。

イスラエルは今 国家安全保障上の危機で ハマスと戦っているんだと

そんな時のイスラエルの首相に対して 何てことを言うんだというふうに

共和党の中から批判がされているわけですけど

そんな中で アメリカにいるユダヤ人は どう思っているのか

このトランプについて この一連のトランプの発言について

10月末に 共和党ユダヤ連合という ユダヤ人のロビー団体の大きな大会がありました。

こういうのがあると 当然 来年は大統領選挙ですから

共和党の大統領候補たちが みんな行って そこでスピーチするわけです。

トランプさんも行っています。

この時のどういう結果だったのかということをこれはポリティコの報道なんですが

 

この時の大統領選挙は 共和党の大統領候補たちが

舞台は反トランプのはずだったが トランプが全部持っていった

こんなふうに報道しているんですよね

この前までのトランプさんの一連の イスラエル批判 ネタニヤフ批判に対して

アメリカにいるユダヤ人が怒っているだろうと

それに合わせて 圧倒的リードをされている 共和党の他の候補者たちがここぞとばかりに

トランプ攻撃をして そこに集まっているユダヤ人の人たちの共感を得て

トランプはブーイングを受けるというような 想定だったわけなんですが

そうじゃなかったんですね

例えば このニッキー・ヘイリーさんは

「私は大統領として ヒズボラを褒めるつもりはありませんし 悲劇と戦争の最中に イスラエルを批判するつもりはありません」こんな言い方でトランプを批判したんですよね

こうやったら 大喝采が来るかと思ったら 多少 拍手があったんですけど

大喝采という感じじゃなかったんですよね

むしろ 拍手 大喝采は やっぱりトランプだったんですね

トランプさんが 私が大統領だった時に エルサレムをイスラエルの首都として認めた

これは 歴代の大統領たちは みんな公約していた エルサレムを

イスラエルの首都として アメリカが認めると

しかし その約束は守られなかった 私は守ったということで

ものすごい拍手なんですよね。

このように ポリティコが報道しているように

アメリカのユダヤ人たちは トランプさんの発言の意図は分かっていると

分かっているし もう忘れているのかもしれない。

決して アメリカのユダヤ人が 反トランプになっていないと いうことを言っていますね。

そして 先週末に 世界中で このイスラエル情勢に関して

ネタニヤフ政権がやっているガザ攻撃に対しての抗議デモが行われました

これ ロンドンですから ものすごい数のデモが行われたんですが

このロンドンのデモにしても 他の世界各地で行われたデモにしても

決して 反イスラエルではないと言われています

これは アメリカのジャーナリストで グレン・グリーンウォールドという

このチャンネルでも何度も紹介している非常に優秀なジャーナリストの人のツイートです

世界中で大規模な抗議活動が行われているがユダヤ人に対するものでも

ハマスに対するものでもなくイスラエルがガザで起こしているとんでもない

人道的危機に対するものなんだ

これには多くのユダヤ人が参加しているという指摘をしています。

ここですごく大事なことは今 何が批判されているのかというと、それは人道的危機です。

民間人が殺されているということにみんな怒っているわけですね。

これを何とか止めたいということで世界中で人々が声を上げている。

だから これは決して反ユダヤ 反イスラエルじゃないんだと これ すごく重要です。

非常に重要な指摘なんです。

トランプさんの立場はまさにこれです。

トランプさんはあくまでも戦争に反対しているわけです。

人々が殺されることに反対しているわけです

トランプさんのスタンスはあくまでも イスラエル支持です。

イスラエル愛があるわけです。

しかし だからといって 今 イスラエル軍が行っている民間人に対する攻撃を称賛していないし

ましてや それを応援するなんて言っていないわけです。

この辺のところに関しては 越境3.0チャンネルの石田カズさんも

最新の動画の中で話されていたんですけど

カズさんが 一般のイスラエル人の人と話している中で

やっぱり 民間人はみんな 多くがネタニヤフ政権のやっていることに対して反対しているんだと

決して みんながみんな パレスチナを憎んで 反パレスチナってわけじゃないんだと

戦争に反対しているんだとということを言っていました。

だから イスラエルというものとネタニヤフ政権が やっていることは一緒じゃないんだと

という説明をされていたんですけどその通りなんでしょうね。

では じゃあ どうしたらいいのかということで

この事態に対して トランプさんは

先ほどの最新のインタビューの中で 和平交渉の可能性を

諦めておらず 和平は可能だ ということを言っています。

イスラエルとパレスチナが 和平する。

もうこれだけ これだけの殺し合いをやって

戦争をやってしまっているのでもう和平は無理だろうというふうに誰もが思っているわけですけど

これはちょっと意外でしたね トランプさんは可能性を諦めていないと

和平は可能だと 自分だったらやるということを言っていますね。

過去にも 共和党の大寄付者であるシェルドン・アデルソン

これはIRカジノで有名な ラスベガス・サンズの元CEOですよね。

2年前に亡くなられています。

このアデルソンというのは共和党の大変な寄付者であり

トランプさんにも寄付しているわけですよね。

だからトランプは このアデルソンに言われることは何でもやる。

というふうによく言われているんですけど

そうじゃなかったということをここで話しているんですよね。

アデルソンが亡くなる前にイスラエルとパレスチナが 和平を結ぶことができると

私は何時間も議論した でもアデルソンはいつも同意しなかった ということで

あくまでもトランプさんは 和平は可能なんだと

イスラエルとパレスチナの これはずいぶん前から言っているんですよね

2016年の最初の大統領選挙に トランプさんが出馬した時から言っているんです

この時の公約なんです

イスラエルとパレスチナの紛争を 集結させるというふうに

この時トランプさんは周りから こう言われたと

私は誰からもそれは不可能だと言われた

パレスチナ人とイスラエル人の 憎しみはとても大きいので

だからそんなの公約しない方がいいと しかし大統領になってから

トランプさんはこの公約 この約束を進めました

アッバス大統領と会って こう言っています

アッバス大統領はほとんど父親のようだった

彼はネタニヤフ以上に 取引、和平交渉を望んでいると思った

ところがトランプさんは 大統領就任早々に ネタニヤフの方がアッバスよりも

和平の障害になると気づいた

このイスラエルのネタニヤフの方が 実はこの和平交渉の障害なんだ

ということにトランプさんは気づくんですね

というのはこう言っています

私の人生というのはすべて取引だディールだと

ビビというのはネタニヤフのニックネームですよね

ビビと3分間会談した後 私はビビの話を途中で止めて こう言った

「ビビ 君は取引をしたくないんだろう」というふうに言った

そしたら彼は「えっと、えっと」と言った 見透かされたわけですよね

このようにトランプさんは ネタニヤフが イスラエルと

和平交渉を成立させる それには実はもう全然本気じゃなかったんだと

いうことが分かってたんですよね

分かってたんだけど しかしこのアブラハム合意までは 成就させました

そしてトランプさんの本当の和平案というのがあったんです

それがこれです

Peace to Prosperityというプロスペリティー経済繁栄に向けての

平和 和平案というのを作ってたんですよね。

これすごい案なんですよ。

これはパレスチナが 経済大国になるんだという案なんですよ

パレスチナの問題は貧困なわけですよね

それに対してトランプ政権が 経済を繁栄させると

それでどうだという案を持ってきているわけですね

この辺が多分ビビは嫌だったんでしょうね というように

トランプさんの イスラエルとパレスチナの和平は

可能なんだと言っているのは口だけじゃないんです。

これ筋金入りなんです。

そしてトランプさんのイスラエル支持 イスラエル愛も筋金入りですね。

それは安っぽい票をもらうための案では

票とユダヤ人からお金をもらうための案ではないということです。

 

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