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「三橋貴明氏ブログ」いわゆる「国の借金」と戦争(前編)

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから 三橋貴明のツイッター はこちら人気ブログランキング に参加しています。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆『アンフェアなグローバリズム①』三橋貴明 AJER2018.9.18https://youtu.be/_kcwd297zNM ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆> ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 月刊日本2018年10月号 にインタビュー記事「竹中平蔵のための規制改革」が掲載されました。 過去数年、日本人の「おカネに対する誤解」を解くべく、言論活動を続けてきました。おカネとはモノではなく、債務と債権の記録です。 もちろん、「おカネは信用」という表現は間違っていませんが、やや抽象的なので、わたくしは「債務と債権の記録」」としています。「記録」ですから、要はデータです。「誰々が、誰々から○○円借りている」 という記録が存在し、それに譲渡性があれば何でもおカネになります。 現金紙幣は、保有者の債権であり、日本銀行の債務です。現金紙幣は、市中銀行が「日銀に対する債権」である日銀当座預金を「引き出す」形で、社会に流通していきます。 日銀当座預金は、市中銀行が「自身の債権であり、政府の債務」である国債を日本銀行に売却した際に、日本銀行が発行するおカネです。 銀行預金は、市中銀行が借り手におカネを貸し出す際に「発行」されるおカネです。もちろん、借り手の債権であり、銀行の債務になります(逆じゃないですよ)。 いわゆるリフレ派の間違いは、「おカネ(日銀当座預金)の発行を増やせば、国内の消費や投資が増え、デフレ脱却できる」 と、風が吹いたら桶屋が儲かる的な強引なロジックを構築したことです。我々は日銀当座預金を持っていないため、使えず、借りることもできません。 日銀当座預金を消費や投資に回せるのは、政府だけです。 政府の国債発行は、まさに日銀当座預金を借り入れ、政府小切手の形で支出するプロセスです。 日本銀行が懸命に国債を買い取り、日銀当座預金を増やす反対側で、政府が緊縮財政。資金不足の縮小を進めていたわけで、総需要不足(消費や投資の不足)というデフレーションから脱却できるはずがないのです。 実は、この辺り↑の仕組みについて、ほとんどの政治家は知りません。嘘だと思うならば、地元の政治家に聞いてみてください。 仕組みを知らないというよりは、「おカネ」について知らないというのが正しいのですが、我が国は政治家や国民の「無知」が原因で、国家を衰退させる緊縮財政を継続しています。 『安倍首相に物申す、消費税増税中止を 日本再浮上の好機逃すなhttps://www.sankei.com/premium/news/180923/prm1809230012-n1.html 安倍晋三首相は自民党総裁3選を果たしたが、気になるのは来年10月に予定している消費税率10%への引き上げだ。増税で日本再浮上のチャンスを潰すべきではない。 拙論はメディアでは少数派ながら、一貫して増税反対論を述べてきた。この際改めて安倍首相に増税再考を求める理由はほかでもない。首相周辺の増税延期派の異常なまでの沈黙ぶりだ。 総裁選で、「予定通りの増税実行」を迫った石破茂元地方創生担続きをみる

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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