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親台湾派で知られた安倍氏 妻が台湾を訪問、蔡英文総統らと会談へ

親台湾派で知られた安倍氏 妻が台湾を訪問、蔡英文総統らと会談へ

台北=石田耕一郎

 昨年7月に銃撃され死亡した安倍晋三元首相の妻、昭恵氏が17日に台湾を訪れ、記者会見した。訪台の目的として、「台湾の人々が(安倍氏に)心を寄せてくれたことにお礼を伝えたかった」と述べた。19日に蔡英文(ツァイインウェン)総統らと会うほか、安倍氏と親交のあった故李登輝(リートンホイ)氏の墓参りを予定している。

 台湾外交部によると、訪問は昨年10月に発足した民間有志の「台湾安倍晋三友の会」の招きで実現し、山谷えり子=比例=、北村経夫=山口県=の両参議議員らが同行している。

 会見には同会が集めた寄付をもとにした奨学金を受ける在台湾の日本人留学生25人の一部も出席。昭恵氏は「若い人たちが(安倍氏の)遺志を継ぎ、日台の架け橋となってくれることを願っている」とも語った。

 安倍氏は日本政界で親台湾派の代表として知られた。中国の軍事力の増強を受け、「台湾有事は日本有事」と語り、日本の防衛力の強化や日台の連携促進を主張していた。

 台湾では安倍氏の死去後、蔡総統ら政権幹部が台北市の日本台湾交流協会の事務所(日本大使館に相当)に献花に訪れたほか、行政機関や公立学校に半旗を掲げるよう要請。民間にも、追悼音楽会や安倍氏の像設置といった動きが広がった。(台北=石田耕一郎)

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