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第1部【第19回】山口敬之チャンネル「国民を欺く岸田首相-「公邸忘年会」でわかった宰相のウソ❣?」

第1部【第19回】山口敬之チャンネル「国民を欺く岸田首相-「公邸忘年会」でわかった宰相のウソ❣?」

 

山口敬之氏

「今日はいつ もと 雰囲気が変えていつもせっかく日曜日のくつろいでる時間帯にお時間をいただいて いるのに

暗い話とか辛い話とかまあなんていうかな週末にふさわしくないようなね

本当に 精神的に辛いような話ばかりしてきたんですよねですから

今日はもうちょっと なんていうかなリラックスしてってわけじゃないんです

中身はかなりきついし濃いいんだけど ちょっといつもと作りを変えてみましたで

やっぱり 厳しい方がいいよっていう方はコメント ください

今日新しいって わけじゃないですけどねちょっと雰囲気を変えるということを今日トライしてみます

皆さんのご感想を後で聞きたいと思います」

 

今日のラインナップはこのYouTube部分は大きく言って2 つです

1つは私はあまり実は興味がなかったんですけど

岸田首相の息子さん岸田勝太郎さんという総理秘書官もやってい た方が

年末ですね忘年会っていうぐらいだからその親族を集めて 首相公邸で忘年会していましたという話

これについて私はね総理大臣も人ですからご飯食べたりお風呂入ったり家族に会っ たり親族にあったりするんですね

それをプライベートの部分でやっても全然構わ ないと思っていました

ただいろんな人から問い合わせがあるからいろいろ調べてみたら

この件で明らかに 岸田首相が嘘をついてるんですね

これは問題の重さというよりもね

総理大臣が国民 に嘘をつくというのは私は大変不適切だと思ってます

そのことについてこの YouTubeの中でもごく簡単にねご 説明したいと思います

それからもう皆さん飽きたと言ってるかもしれないけど

LGBT法案これが実はもしかしたら6月16日に可決成立してしまう可能性があり ます

今日は6月4日ですね6月4日ってのは天安門事件の日です

これについての ニュースが日本であまり出ませんね

ただ 中国共産党が自国民を惨殺した日ですね

これ このニュースが出ない一方で

日本の国会ではLGBT法案を通そうという動きがあり ます

これについてもこのYouTubeの無料の中でお話をします。

非常に濃い部分 は有料の部分にでやりますけれども

まずラインナップとしてねYouTube部分 でまず

岸田さんの嘘それからLGBT法案の行方これをザザッとささっといきたいと思い ます

まず岸田さんの話ですパワーポイントの映像に行っていただけますかね

 岸田 首相が去年末ですねこのこれはねフライデー の写真です

でそういう工程で親族で大忘年会っていうかね

十数名の方を集めて首相公邸で 宴会忘年会をしていましたという話で

この関連で このこの写真で言うと左奥ですね

黒いセーターを着て笑顔の青年がいますね

この人が来た翔太郎さんと いう岸田さんの息子さんで

この人が首相 秘書官を 首になりました

解任されたわけですね。

でこれ 首相公邸の中の プライベートスペース

要するに岸田さんとか奥さんとか翔太郎さんも住んでるはず です

けどもが寝泊まりする家なんですね。

皆さんの家と同じですキッチンがあって ダイニングがあってリビングがあるそう いう家です。

そこでね親族を呼んで食事をしても全然いいじゃないかと私も思います

で これがねその写真なんです

ただ問題とされたのは この私的なスペースじゃなくて公的なスペースにこの出席者が出入りをして

記念写真を撮っていたということなんです

これがこれですもう皆さんご存知 だと思うか軽くいきますけれども

これは公邸の中の いわゆるパブリックなっていうかな

その居住部分じゃないところなんですねで

岸田さんは このこの件についてね週刊誌の報道を受けて 公邸で親族と写真を撮ったことについて

校庭の中には私的なスペースとそして 迎賓機能を持つ公的なスペースがありますと言っています

そして先ほど岸田さんも 真ん中に座っていたこの最初の写真ですね

この写真これ実は真ん中に岸田さん写って ますちっちゃいけどね奥さんと並んで写ってますね

この写真について 岸田さんはその私的なスペースにおいて親族と同席したから自分のした事は問題が ないと

言っていて私もそう思います

自分の家ですここはね 首相だからここ借りてるわけですけど自分 の家なんです

じゃあこれ問題整理するために首相公邸なんじゃという話をまず簡単にし ますね

証拠と言っても簡単に言うとこれ です

私が会社に入った1990年頃はこれが総理公邸じゃなくて総理官邸だったん ですね

僕が入ったから宮沢内閣とかそういう頃ですけどここが 官邸でした

でこれを新しく総理官邸を作ったんで引き合って言ってこう 土台を持ち上げて引っ張って隣に移したんですね

これがこの絵が詳しくわかると思うんですけど

これ右にあるのが総理官邸です

これ私が キャップとかやってた時にはこの右の四角い建物の 地下っていうかな

1階部分に記者クラブがあってそこにまあ記者会見場なんかがある んですけどね

ここでもずっと仕事をしてい ました

首相っていうのは誤解の場所は言わない方がいいのかなセキュリティ上

この四角いね右の四角い近代的なビルの方に 官邸があって 旧官邸がこの左側の方に移ったんですね

で正面はこの今前庭がありますね

官邸の正面から見るとこうなってるわけですで 

この中のこの左の総理工程の中は実は大きく2つのファンクションでゾーンに よって分かれてます

これがね黄色い部分が プライベートスペースさっき岸田さんが座ってソファに座ってたところ

それがこの 黄色いところなんですね

それで雑に青い青いラインマーカーで囲ってある ところこれが公的スペースです

で公的スペースって何ですかと

この 黄色い部分はねほんと皆さんのマンション とかと

同じちょっと広めのね分譲マンションというかな賃貸マンションとか と思ってください

でこの中のことについて 後で詳しくいろんな映像で説明します

有料部分でねで この青で 囲った部分ここにはいろんなホール大きなホールとか

いろんなイベント外国の賓客が 来た時にそのおもてなしをするようなスペースがあるんですね

で例えば皆さんが よく知ってるのは岸田内閣発足の時に首相を真ん中にいますね

岸田さんで高市 さんとか 林芳正さんとか写ってますね鈴木俊一さん財務大臣も映っ てますね

こういう 組閣の記念撮影をするのがこの工程の青い部分の一部にあるんですね

これ 昔からここでやってたんですよ

で一時期ね私が官邸キャンプやってた一時期はこの 総理官邸の方の 大きな 階段で

組閣をしたこともの記念撮影もしたことあるんですが

今また戻ってこの水色の 部分でやってます

そして息子さんはここで同じ階段で見てもらえばわかるんですけど

同じところでこういう写真を撮っちゃったでこれについて

僕はそんなにねこのことがそんな問題ですかって 私はねあんまり問題だと思わない

この写真を撮ったこと自体はただこれを問題として岸田さんは 息子さんの岸田氏を1回厳しく注意した

厳重注意した上で ついこの間まあ解任したわけですね 首相秘書官をクビにしたわけです。

そして私が問題にしたいのは

これについて岸田さんはこれ松野官房長官の記者会見と か発言なんですけども

先ほどのこの写真公的スペースですねここはね公的スペース なんですよ

先ほど言ったようにこの水色で囲った部分ですから

ここでの こういう行為については岸田さんは 報道により認識したと言っているんですね

そして 息子ら息子らって言ったって自分の弟実弟も含んでるんですけども

この 縁石に来た人の中ではね弟さんとかだから息子さんがどうこうって よりは岸田一族ですよね

この人たちが公的スペースに入っていたことは知らなかった と言っているんです

ただ私はこれはね 岸田さん嘘をついてると思います

というのは まず この公邸のプライベートスペースの構造から言って

これだけの10人からのプライベートスペースのお客さんが 公的スペースに 移動して戻ってくる

これねそこに今同じ時にいた岸田さんが知らずにこの10人が こっそり出入りすることはもう不可能なんですよ

でなんで私はそれをほぼ断定できるかというともう1回ねこの写真見ていただき たいんですけれども

ここの写真で今皆さん注意してほしいのはねここにちょっと不 自然な感じで白い柱が立ってますね

追求スクープのプロのところから1本柱が入ってますね

で岸田の岸の字のところにも 1本それから文夫と首相の間にも1本これ3本柱が見えてますね

で私はこのスペース も何回も言ってんですよ

これまあちょっと見ていただきたいのこれ 安倍さんが首相がやってる

第2次安倍政権の 時にこの写真あとでねいっぱいお見せしますけど

私の左肩のところに 柱が1本写ってますね

これはこの後ろに写ってるこの柱なんです

でまさにこの部屋このソファー今ね岸田 さんがにこやかにご親族と写真を撮ってる

このソファーに私は何回も座って食事をし たりお酒を飲んだりしたわけです

ということはですよ

在宅していた岸田首相に知られることなく

大人数で公的スペースを多くすることは不可能なんです。

なぜかというとこれは後でね有料分で写真 を示して言いますけれども

ここのプライベートスペースは実際2階建てに なってるんですね

1階部分に先ほどの岸田さんの座っていた第二 リビングスペースと

その隣にダイニングスペースがあってキッチンも ついてるんです

でその上が 吹き抜けみたいになっていて岸田さんのベッドルームとか

いわゆる 家族の接客をしないいわゆる本当寝泊まりをする お風呂とかねそういうスペースがあるんです

ところが その上にも玄関があって下にも玄関があるんですね

下で人が出入りしたら10人も 出入りしたら絶対上にいた岸田さんわかるんですよ

たとえ上にいたとしても もし一緒にいたんだったら出てた分かりますよね

たまたま岸田さんはそこから自分の部屋に戻ったんだとしても10人が出ていても 昏睡してたら別ですよ

出て行くことは絶対わかるんです

それからもう一つ決定弾なのはこれ玄関のドアというのは

実はこれ 中央集中 管理システムというので管理されてるんです

だから外から人が入っ てきた時には 施錠されます

これセキュリティ上ねそしてそれを開けて出る時には

岸田さんないし秘書がセキュリティの管理センターってのがあるんです

これ後で 詳しく説明しますそこに電話をかけて人が 出入りしますと言うんですね

勝手に出てくとセコムみたいにセキュリティのアラート がなっちゃうんですよ

ということはですよこの 忘年会が開かれた日に岸田さんは自ら秘書がいれば人が

でも秘書だってその出て くっていうことについて岸田さんの了解を言って出ていくわけです ね

例えば安倍さんは僕がその公邸に行って ちょっと車に忘れ物をしたことがあったんです

その時安倍さんは自分でその時秘書が いなかったのでね

自分でセキュリティに電話して今ちょっと人が出入りしますから と言ったら

下でそのSPさんというかな 警備の担当の方が待っててまあエスコートしてくれてまた戻ったんですね

まあ 首相の公邸ですからこれテロとかね泥棒が入ったってわけにいかないので

当然の ようにそういうきちんとした警備体制が 引かれているわけです

ですからこの自分の一族 十数名がプライベートスペースと出て行ったことを 知らなかっ た

これは無理があるんですよ

あるいはですよ岸田さんは寝ちゃっていたとしても出て 行く時には

これ息子さんはセキュリティに連絡しなきゃ いけないわけですね

そしたら 息子さんには平素から自由に公的スペースを出入りさせていた可能性も ある

そしたら岸田様も寝込んじゃっていて知らないけど 岸田さんの許可なく

息子さんが親族を ぞろぞろ連れて行ったその場合はそこに行ったということを岸田さんが知らなかっ たってことは

僕ほとんどありえないと思う けどそれは深夜ね2時とかじゃなくて常識的な時間に出入りをして

記念撮影して 帰ってきただけ

皆さんちゃんと帰ったんだ からということは岸田さんは 息子さんが公的スペースに行ったってこと

を知らなかったのこれ嘘です

私は嘘だと思うで 息子さんがそこでね記念写真を撮ったこと自体ではなくてね

首相がこういう 国民を欺く 嘘をつく私も知っていましたと止めるべき でしたと言わずに知らなかったと言った

ことは僕はすごい問題だと思います 嘘ついて嘘つきだってことですよ

 

これについてはね例えばイギリスのボリス ジョンソンという人この人は

安倍さんが暗殺される前日に 首相を辞任しました去年の7月7日

七夕の日ですこの人はどうして辞任をした かというと

コロナでねそのロックダウンしてる最中に官邸でパーティーが開かれていたという 問題がきっかけとなって

辞任したんです

このつけた記事は 辞任をしてってなってますけれども辞任したんです。

この後ねこれ5月の記事だ から ただ 辞任した直接的な嘘ついたからなんですよ。

知らなかったって言って実は知っていた

しかも自分も出席していたとまあ嘘がばれてこの人辞任したんですね

ということは ですよ岸田さんは知らなかったという 嘘をついてしまったってことは

これはもうまあ取り返しがつかないと思いますよ

国民に平気で嘘をつくそういう首相だということになります

これはね首相というのは解散の時期についた嘘をついてもいいとか

そんな誰が決めたんだか知らんけどもそう いうまあ言い方があるんです

永田町ではでも裏を返せば他のことでこんなあからさま な

しかも くだらないけれども深刻な嘘をついた首相っていうのは

これがもし安倍元首相だっ たら

安倍 首相現職時代にこういうことがあったらメディアは大騒ぎですよね

嘘ついた 森友かけですよ

しかもこの場合は黒ですから

これについてはね僕は正直におしゃべりになった方がいいと思います

でこれがいかに深刻な嘘かっていうのは

いろんなね私がまあ 公邸の構造を詳しく後で説明する中でね

いろいろ蔵出し 映像みたいのも含めてこれは会員登録してる方にのみ

お見せすることになりますが ね

私は岸田さんが国民にあからさまな嘘ついたということについて

これはきちんと野党も追求するべきだし岸田さんははっきり 謝るべきではないかと思います

皆さんもいろいろ書いてます

 

高橋洋一「日本の解き方」

岸田政権への逆風と解散戦略 政治の一寸先は闇、長男・翔太郎氏の更迭で当面の応急処置 維新は公明等を牽制し存在感示す

 

広島G7サミットの成功などで追い風だった岸田文雄政権だが、長男の公邸写真流出、公明党の選挙協力問題、少子化対策での負担増などで逆風も強まっている。衆院解散戦略に影響が出るだろうか。

これらのインパクトは大きかった。日本経済新聞は5月26~28日に世論調査をしたが、岸田文雄内閣の支持率は47%で、4月の前回調査から5ポイント下がった。同時期の共同通信の世論調査では、岸田内閣の支持率は47%と前回から横ばいだった。ただし、朝日新聞の調査は8ポイント上げた。

サミット直後の世論調査での政党支持率は、読売新聞が9ポイントアップ、毎日新聞が9ポイントアップだったことから、サミット効果が無くなったとみた方がいいだろう。

たしかに、サミット直後は、①ウクライナのゼレンスキー大統領訪日もあって、②広島サミットが大成功し、③支持率が爆上げした。④日経平均株価が3万円台となり、⑤コロナも5類に移行した。6月に解散した場合、⑥7月の安倍晋三元首相の1周忌近くに投開票となる。その場合、⑦勢いのある日本維新の会は準備不足、⑧6月に公表される「骨太方針」がそのまま公約になり増税が表向き隠せるし、⑨国会審議が厄介なLGBT法案を審議しないですむ―というめったにない好条件が「惑星直列」の状態だった。

しかし、政治の一寸先は闇というが、まさにそのとおりだ。

特に、長男で首相秘書官を務めた翔太郎氏の公邸写真流出による打撃は大きかった。週刊文春が掲載した6枚の写真は、昨年12月末に撮影されたものだというが、あえてサミット後のタイミングを狙ったのかもしれない。

ただ、今回、官邸の対応は早かった。5月25日(木)に週刊誌が発売されると厳重注意し、翌26日(金)に更迭は否定したものの、29日(月)に更迭を発表した。破綻した金融機関の処理を金曜日の営業終了から週明け月曜の営業開始までに処理する「金月処理」をほうふつさせるものだった。当面の応急処置はできた。これからの事態の様子をみながら、国会にあたるのだろう。

一方、選挙協力をめぐっては、公明党は東京で自民党を支援しないとしているが、支援があるかどうかは選挙区当たり1万~2万の票に関係するとされる。これで影響を受ける自民党議員も少なくない。

保守系支持者からは、党是である憲法改正や、対中姿勢で意見の異なる公明党との関係を見直すべきだとの意見もある。両党がもめている間は、解散をやりにくくなったという見方が多い。

翔太郎氏の更迭が発表された29日には、日本維新の会共同代表の吉村洋文・大阪府知事が首相官邸を訪れ、岸田首相と面会した。2025年大阪・関西万博などへの協力を要請し、首相は「万博を成功させるためにもぜひ一緒にがんばりましょう」と応じたというが、政治的には公明党を牽制(けんせい)するタイミングとなった。

解散を巡って、国会の残り会期から目が離せない。 (元内閣参事官・嘉悦大教授、高橋洋一)

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