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『LGBT法案への「外圧」のエマニュエル駐日大使の傲慢な暴挙 女性の安全を蔑ろにする賛成議員には選挙で断を』有本香氏

LGBT法案への「外圧」の主・エマニュエル駐日大使の傲慢な暴挙 女性の安全を蔑ろにする賛成議員には選挙で断を

【高鳥修一】安倍総理を裏切った自民党「LGBT法案推進派」に告ぐ!【デイリーWiLL】

本日は衆議院議員の高取秀一さんをお招きしておりますよろしくお願いします

こちらこそよろしくお願いします本日お
聞きしたいのはLGBT法案に関してなんですけども高島さんといえばSNS
等々を中心にこの立場からいろいろこう
自民党内をねっていうのが今どうなってる
のかっていうのは発信して
くださったことで
我々部外者からも自民党今こうなってんの
か結構
危機意識を覚えそうですよ今回はその法話
の中身の問題点であるとかあとはG7の話
ですとかあとは議論がどうなされていった
のかっていうところを色々とお聞きしたい
んですがまずこれ
反対派と言いますか
慎重派の方が推進派よりこれ多かったん
でしょうかねあのですね最後にその議論を
引き取った5月12日金曜日の発言はです
ね私のカウントで
反対身長が18で水深が10でしたで一部

3名が中立とかっていうした方もおられ
ますけれども私全員の名前と発言内容を
記録してますけれどもその方々は今までも
反対の発言をしているので私は18と
カウントしていますで4回の会議のですね
合計を私カウントしたんですが
反対身長が58で水深が32なんですね
ですからダブルスコアとは言わないけれど
もやっぱり圧倒的に
慎重な競技まだまだその
継続してですね
議論すべきだという声が多かった何も
かかわらずですねこれはもう部会長一員で
あるということで
執行部は引き取ってそして3回しちゃった
んですね我々3回した後もですねおかしい
じゃないかということを立ち上がって何人
か講義して詰め寄ったんですがもう3回し
て幹部は出てかれたとこういう状況です
実際にこれ今までこういうことってある
でしょうかあの自民党の議論の中で
やっぱり荒れることはありますね
議論が衝突とすればですねただ明らかに
反対多数であって
賛成少数にもかかわらずですねそれが通
るって事になれば今後その自民党の中の
議論は
賛成少数でも通るならばあらゆる法案が
もうそのまま通っちゃうということで何の
ために議論するのかってよくわからなく
なってしまうこれ我々としても外から見る
とやっぱり自民党って部会であるとかそう
でしょう
だめな法案っていうのはどっかでやっぱ
ストップはかかって
ストップがかかるし
差し戻してねもう少し慎重に議論を続け
なさいということはあり得るわけですが
今回それがなかったとで幹部の方もそれで
問題ないと言い切ってますから
残念ですけどもそれ以上我々のレベルでは
どうしようもないということですねでここ
までいわゆる強行で通ってしまったように
見えるわけですがその背景にやっぱりG7
前に絶対私はそれあったと思っています
ただ実際じゃあG7前に提出してなんか
こう日本にとって得があったのかと思う
わけですよはいで実際このG7でこれ
じゃあ話し合われたわけですよねと思う
わけですはいあのおそらくですね
各国の首脳から日本の取り組みが遅れて
いるということに対して
避難を受けるのではないかとそういう懸念
があったと思うんですねでどうしてもその
G7前に国会
提出するような動きをですね自民党として
も取っておきたいとただ私確認をしました
これは外務省の方に来ていただいてですね
実際にそのG7でどれだけこの問題につい
て話し合われたのかということをですね
これは5月の20日ちょっと長いので短く
言いますが5月の20日15時20分から
約100分間ですねこの問題だけではなく
て複合的
危険のへの連携した対応の中で食料保険
開発ジェンダーこれについて
議論が行われました
結論だけ申し上げますとですね
各国首脳から日本の取り組みが遅れている
とかあるいはさらに
積極的な取り組みをこれを問題についてす
べきだという発言は全くなかったこの問題
についてはですねじゃあ何分議論されたの
かということを
突き詰めて聞いたんですが全く議論されて
いないというのが回答でありますだから何
のためにこれをですね推進派オリンピック
の時もそうだったんですねオリンピックの
前にやらないと世界中から非難を受けるん
だとこういうことでした今回もその
サミットの前にやらないと大変なことに
なるんだということだったんですが
サミットの中でその
競技もされていないとこれが現実です
ちょっと話されるかもしれないですかね
結構SNS等々でも朝日新聞とか毎日新聞
とかに登場して日本遅れているみたいな
ことを言っていたんですがG7終わって
から一切言わなくなったというのも
なかなか
おかしいなと思うわけですけれどもこれ
有村春子さんがツイートしてたんですかね
このアメリカ大使館にこう呼ばれる議員が
多いと
多いんだよ
そんなご案内来ないですね
一緒に写真撮ったりしてる議員がそうです
けれどもまあそれ即文するだけで全く私に
はならないです
おっしゃいましたけど東京オリンピック
なりG7
口実に
推進したい人たちがいるとそれは自民党内
にもいるでしょうしもちろん野党の人たち
でしょうしでもその裏にはと言いますかね
そういえば
稲田さんとかをはじめとしてかつてはこう
保守派と目されていた人たちがなぜそう
なってしまったかと思うと誰かに影響され
たのかなとも思うわけですが
そこはね分かりません
今特定の個人の名前が出ましたのでねあの
私はその方ともう12年間ぐらい一緒に
やってきて同志だと思ってましたが今その
私は伝統と創造の会話を作ったオリジナル
メンバーでありますけれどももう路線が
全く違うということで保守団結の会をです
ね赤池さんきよしさんとともに作って共同
代表してますからただその自民党の議員の
中に相当その活動家にですねまあ言い方
悪いけれども影響され
暴落された人はたくさんいてであの自民党
の中のリベラル化っていうのは私はもう
最近一番大きな問題だと思っています本来
自民党保守政党であるはずなのですが家族
間とかですね例えば夫婦別姓のこともそう
ですし
LGBTもそうですけれどももう完全に
その
活動家と一緒に何て言うんですかねやって
いる議員が多くなってきて自民党の中の
議論は非常に大変なことになっています
これを一般論ですね
わけじゃないんですけれどもどういう風に
活動家が自民党の国会議員に近づいてロゴ
らくというかするんでしょうかねそれはだ
からいろんなその集会に呼んだりですね
具体的に私はそこはよく分かりませんただ
あのそういうなんて言うんですか集まり
ですよ私も一度だけあの顔を出したことは
ありますはいだけどあのこれはちょっと
おかしいなと思ってですねそのこと全く
接触はしてませんがあのその点をですね
あのちょっとこれ後で出そうと思ったん
ですが
こういう本があります実施誘拐ビジネスを
やるというですねこれはLGBTとは全く
関係ないんですけれども
短く申し上げるといかに自民党の議員が
ですね
活動家と接触をしてそしてそのもう
完全にロールアップされているそういう
活動家が
政府のですね
各省庁の有識者会議等に入り込んで発言を
してそしてその自分たちのところにですね
公金が流れ込むというシステムができ
ちゃったんですこれ役所の中でもこう
なんていうかこう入り込んでいますのでね
でこの本安倍さんが呼ばれたんですで
すごく
驚いてその時安倍さんが私に言った一言が
ですね内閣情報調査室は何をしてたんだと
言いましたそしてあのここに実名が出てる
議員にですね自分がこれ買って全員に送る
とこう言っておられたのでこれあれなんて
ネットでも
読めるんですからKindleって言うん
ですかねあのそういう形でも呼べますので
関心のある方はですね実名が出てますから
ぜひご覧になっていただきたいと思います
安倍さんの名前が出ましたがはい安倍さん
がまだご存命であれば今回の動きなんかも
どっかで止まってたんじゃないかって我々
は思ってしまうんですがいかがでしょうか
あのそういう場面はいくつもあると思い
ます例えば年末の防衛増税のですね
合否増税の話が出た時もあの時も同じよう
にですね最後は無理やり議論を引き取った
んですね
我々最後まで
反対と声を上げたんですけれども
安倍さんがご存命だったらこんな乱暴な
ことはできなかったと思いますね
であの積極
財政派であり保守派の代表であった安倍
先生が
残念ながらご逝去された自民党の中にその
存在はいかに大きかったかということ今
痛感をしていますですから安倍さんがご
存命であればですねこんなことは行か
なかったんだろうなと思っていますこれ
具体的に法案の中身に入りますよねこれ
具体的にこれこれLGBT理解増進法整っ
てしまったこれ何が問題なんでしょうかね
まずですねひとつご理解いただきたいのは
私のところによくそのなんか来るんです
けれども
意見がですねなんでLGBTに反対するん
だと私はLGBTに反対してるわけじゃ
なくてこの法案が要するに生煮えだと細部
が詰まってない不完全な法案だと思ってい
ますだからこの法案に反対をしているで
その一番の理由はですね
差別をまあ
禁止するあってはならない
差別を禁止するということはですね誰かの
人権を守るということは誰かの人権を
抑制することになるんですねだから極めて
慎重にやる必要があるで例えばですけど私
が昔関わったですね
障害者差別
解消法というのがありますはいでそれは
ですね
障害を利用した
差別は
差別を解消すると法案なんですがちょっと
俺細かいので
要するに要点はですね
どういうことがその
障害者に対する差別になるのかということ
ですね正当な理由がなく障害を理由として
財サービスや各種機械の
提供を拒否するまたは提供にあたってです
ね場所や時間を制限する
障害者でないものに対してはふさない条件
をつけるとかですね
具体的にどういうことが差別に当たるのか
ということ書いてあるんですねでそれを
解消するためにどうする必要があるかって
117ページもあるですねあの事例集を
作っていますでそれだけ
慎重にやってるわけですで私がですねあの
もう一つ関わったものがあってそれはこれ
ですねコロナ差別解消法これ結局ですね
あの立憲民主党さんが残念ながら
賛成をしなかった
自民党ももちろん公明党さんもそう共産党
さんも
参照してくれたんですが立憲民主党が賛成
しなかったその理由は私が説明に来なかっ
たっていうことになってるんですが来なく
ていいっていうねファックス
証拠が残ってるんですね
意図的にこれを通したくなかったという
ことですはいでこれにもですねどういう
ことがちょっとちっちゃくて見えるかな
どういうことが差別に当たるかということ
ですね
具体的に書いてるんですよ例えばそのまあ
感染したことを理由にねコロナになった
からあんた解雇するこれダメですよとそれ
からそうですねあの医療従事者
対応しているお医者さんのね同居家族に
出社を拒否するとかあるいはその治ったの
に行事に参加するのを拒否するとかですね
医療従事者の子供さんを
登園するなとこういうことみんなコロナ
差別になりますよと事例を具体的に書い
てるんですところが今回のやつはですね
差別の定義を全くされていないだから
差別された人がね私が差別されたと思っ
たらそれは全て差別になるんですって非常
に拡大解釈をされる恐れがあるもう一つは
性自認という言葉性同一性と全くですね
英語にするとジェンダーアイデンティティ
でアイデンティティで全く変わらないとで
そこにで松本人志さんはお医者さんです
けども彼も同じこと言ったんですが客観性
がないと
自分で自己判断で体が男性でも女性と思え
ば女性なんだってことになればですね何ら
客観性がないのでですからそこはですね
あの大きなトラブルが起きる
恐れがありますもっと申し上げると女性の
スペースに
男性の外見のついたですね人が私は政治に
は女性だからとて堂々と入ってくるこう
いう問題が起きる可能性がありますでもう
一つですねじゃあその具体的に要するに
推進派問題ない問題ないと繰り返し言うん
だけれどもこれ岩手県のですね
職員の対応
ガイドラインですねでこれ私ねちょっと
印刷してきたんですけどもここが問題です
例えばですね
性自認っていうのは非常に大事だという
ことが書いてあってで当事者が性自認に
あったトイレを利用することで他の利用者
から苦情が出る場合がありますそれはそう
でしょう
男の人が入ってくれやめてくださいきゃっ
ていうのが普通だと思いますねところが
様々な方が利用する施設であることを説明
しここから先大事です苦情を出された方に
理解を求めましょうって書いてあるんです
よつまり文句を言った人が理解が足りない
からその人に理解をしてもらうようにし
ましょうってこれ職員はそう対応しなさい
と書いてあるんですよ
少数の人権を守るために多数マジョリティ
の人権が制限されてるっていう
代表ですね
この法案の定やっぱり問題はそのトランス
ジェンダーの人権を一番上に置いて
マジョリティ大多数のですね女性の人権を
その下に人権とか安全とかですね生存権と
いうもの下に置い音が非常に大きな問題だ
としかもこれ思想
身長の自由にこれ踏み込む可能性もあり
ます
発言に対して自民党内でもちょっと危うい
発言があったとかあのねそれは会議の中で
ね誰が言ったかってこと私は一切言わない
んですが聞いてて親と思ったことがあるん
ですねそれはねその方はそのまあ新井
秘書官がああいうことを口にしたのはね
まあ非常に問題があるとそれはまあその
問題があると思ってる人多いと思うけれど
も国の官僚ともねあろう人がそんなことを
ね思っていることすら残念だって言ったん
ですよでもね思ってる事って心の中じゃ
ないですか心の中で思うってことはねこれ
内心の自由ですから
口にしとるのは確かにねあの問題はあると
それは一理あると思いますよでも心の中で
ねなんかこう思うことすらねつまりその
LGBTの人がねこうちょっと
嫌だなとかねそう思ってもいけないという
ことになるとこれ思想統制ですよねでもう
一つで私が申し上げたいのは大きな問題だ
と思うんだけども多様性多様性って言うん
ですよ通信犯は多様性が大事だそういう人
たちは相手の多様性を認めませんから
一切許さないと自分の多様性が全て正しく
てですね
異なる意見を認めない排除するんですよ
これはね非常にねあの安倍先生がそう
おっしゃいました間違いなくリベラル
ファシズムだよこれは非常に懸念を抱いて
おられましたね
これよく聞くのはですね今回は国政レベル
でこれを法律通そうとしてるわけです
けれども地方では結構
活動家が結構入り込んでいて例えば教育
現場
等でもおかしな動きがあるこれをですね
おっしゃる通りでね法話の中に教育の現場
にもですねこれあの啓発していこうという
ことが内容としてあってこれがあの具体例
1つ持ってきましたけれどもすでにこれ法
案がなくても行われてるんですねで
推進派の方々はこれができることによって
そのおかしな条例とかですね
教育されることがなくなるんだという
不思議な理屈なんですが私は逆に
理念法でもできることによって裏付けを
与えることになると思うんですねでこれは
ですね
王様と王様って言うんですね本でこれ外国
の本なんですけれどもすでに
教育現場で一部ごく一部ですけど使われて
いますで簡単にあらすじを言いますとね
そのえーまぁ王子様が結婚を探していると
でその何度お見合いをしてもですねあの心
がときめかないである日ですねそのまあ妹
さんを連れてきた
王子様がいるわけですねでそのもう心が
ときめいてしまってそれは妹さんじゃなく
てこの王子様に対してねなんて
素敵な王子様ってお互いに思ってで最後
あの結婚おめでとう」ってこれが最後なん
ですが
男性と男性が結婚してなんか幸せになり
ましたこれをまだですね
結婚観とか家族間とかあるいは性教育も
そうですけども
十分にまだそのされていないね子供たちに
刷り込みをするとこれ本当にいいのかなと
でこの法案ができることによって
結局教えに行くのはですね数の子が行くと
思うんですね非常にそのまあ
過激な活動家が教育の現場に入っていくと
いうことに私はなるのではないかなという
懸念を持っています
でこれ最後の消したいのが今国会提出され
て自民公明案と立憲
民衆共産と国民民主維新案これ3あるわけ
ですけどもそれなかなかこれすり合わせが
難しいと言いますが今回でなかなかこう
合意に達することは難しいじゃないかなと
いう意見もありますが今後どうなっていく
でしょうか
議員立法っていうのは前回はですね
合意をしていれば
延長提案で
質疑を
省略して話したできるですね私も委員長2
回やってますのでただこの3つの案が出て
くると国会でやっぱりその議論しなきゃ
ならなくなるのでそれはそう簡単にはいか
ないと思いますねということで今後ね色々

議論を続いていくと思いますけども高取
さんにはこの立場から積極的な関心を
引き続きお願いできればとこれは最後まで
ですねしっかりと
注視をしていくし必要な対応は私一人じゃ
なくてでどうしてもいますので取っていき
たいと思ってますはいということで
デイリービルは高取秀一さん応

 

前回の本コラム(4月27日発行)で重要性を書いた入管難民法(出入国管理及び難民認定法)改正案は衆院を通過した。

いまだ不十分なところはあるものの、難民認定申請の悪用を防ぐ一歩が記されたことはひとまず良かった。

2年前、菅義偉政権時に左派野党と一部メディアによって潰された法改正の雪辱を果たしたのは、岸田文雄政権の成果だ。福島みずほ参院議員(社民党党首)を中心とする反対野党勢が「独自の法案を出す」などと息巻いているが、捨て置けばいい。

さて次なる〝難題〟は、現在、自民党内の特命委員会などで検討が続けられている「LGBT」法案である。

この件の問題点は、今年2月、すでに本コラムで警鐘を鳴らしたが、その内容以前に、そもそも世界情勢がかくも緊迫している今、この法案に時間を費やしている場合かと首をかしげたくなる。同じ思いの自民党議員も少なくないのだが、「外圧」もあって、やらざるを得ない状況に陥った。

エマニュエル駐日米国大使

 

エマニュエル駐日米国大使

「外圧」の主とは、ラーム・エマニュエル駐日米国大使だ。昨年来、大使の公式ツイッターには、「日本でのLGBT法制化を求める」という内容の投稿がしつこいほど繰り返されてきた。

昨年、今年と、特定のLGBT団体が主催する「パレード」に大使自身が参加した。さらに、与野党の議員を大使館に招いたり、財界人との会合の場を捉えたりしながら、執拗(しつよう)なまでのアピールが続けられた。

これは露骨な内政干渉に他ならない。

こう言っては何だが、たかが駐日大使の分際で、他国、しかも2000年の歴史を有するわが国の文化にまで手を突っ込もうというのは傲慢な暴挙と言っていい。

軍事同盟を組む日米両国が、安全保障や通商で連携する必要があることは多くの国民が理解する。しかし、私たちの生活文化、特に性的指向という極めてプライベートで、日本と欧米では考え方の土台が異なる事柄について、新たな制度を導入させようという押し付けは、はっきりと誤りだ。

キリスト教やユダヤ教、イスラム教世界では、同性愛や異性装が禁忌事項だったのに対し、古来、そのような指向をも包摂してきたのが私たちの国、日本だ。

にもかかわらず、エマニュエル大使の招きに馳せ参じ、まるで先生に褒められた小学生のごとき無邪気な笑顔で写真に収まる日本の政治家の多いこと。

仮に、時代の変化に合わせて同性カップルに関する制度をつくる必要があったとしても、それこそ日本人自身が、自国の国柄や現状をよく見、じっくりと議論して決めるべきなのだ。

というようなことを、明言する政治家が皆無であることも残念だ。石原慎太郎元都知事あたりが健在だったら、大使を一喝したに違いないが。

有本香の以読制毒

有本香

ただ、悲観する状況ばかりではない。

自民党内の検討会では、日を追うごとに反対・慎重論が増えてきた。10日午後に開かれた会合の出席者の話を総合すると、報道されていた、「広島でのG7(先進7カ国)サミット前の国会提出」もかなり厳しい状況となったもようだ。もちろん、賛成派が動員をかけて一気呵成に形勢を変える可能性もあり、予断は許さない。

一方で、別の状況が作用しそうだ。

ジョー・バイデン米大統領がG7サミットを欠席する可能性を示唆したのだ。理由は、連邦政府の借入限度額である「債務上限」の引き上げをめぐる協議が難航する見通しなためである。

ボスが来日しないかもしれないとなれば、「サミット前に~」と日本の政治家にネジを巻いたとされる大使閣下のモチベーションも半減するのではないか。

他国の大使に尻尾を振り、女性の安全を蔑ろにするかのような賛成派の議員たちには、次の選挙で断を下すしかあるまい。

■有本香(ありもと・かおり) ジャーナリスト。1962年、奈良市生まれ。東京外国語大学卒業。旅行雑誌の編集長や企業広報を経て独立。国際関係や、日本の政治をテーマに取材・執筆活動を行う。著書・共著に『中国の「日本買収」計画』(ワック)、『「小池劇場」の真実』(幻冬舎文庫)、『「日本国紀」の副読本 学校が教えない日本史』『「日本国紀」の天皇論』(ともに産経新聞出版)など多数。

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