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「暗殺良かった」異なる価値観や政治的立場を消し去る「キャンセルカルチャー」

「暗殺良かった」島田氏発言が示す「日本型リベラル」の問題点 異なる価値観や政治的立場を徹底的に消し去る「キャンセルカルチャー」田中秀臣

作家で法政大学教授の島田雅彦氏の発言が炎上している。もともとは、島田氏のインターネット番組での発言「こんなこと言うとまた顰蹙(ひんしゅく)買うかもしれないけど、今まで何ら一矢報いることができなかったリベラル市民として言えばね、まあせめて暗殺が成功して良かったなと。それしか言えない」とする内容がきっかけだった。この「暗殺」は、安倍晋三元首相に対するものだ。

本当にひどい話だ。テロを事実上、肯定しているととられても仕方がない。さらに「リベラル市民」として島田氏は発言している。リベラルとは、通常は言論の自由を基礎の一つとする個人の自由や多様性を重んじるものだ。だが、テロというのは、その個人やまた社会の自由を圧殺する動きである。本当のリベラル市民ならば、テロを事実上肯定するわけはない。

島田氏の「リベラル」とは、私が個人的に「日本型リベラル」としばしば呼んでいる立場に近い。この日本型リベラルは、自分と異なる価値観や政治的立場に対して、その存在そのものが許せないという立場だ。欧米で社会問題化している「キャンセルカルチャー」と似ている。自分たちが認めることができない発言や表現を徹底的に消し去るのだ。

日本でもキャンセルカルチャーの動きがある。例えば出版前の本であっても、その見出しや帯文をとりあげて、〝中身など一切見ずに〟その出版禁止を求める人たちがいる。版元はもちろん書店にまで抗議活動をして、本の存在そのものを消し去ろうとするのだ。

 

意外に思うかもしれないが、内容が左派的なものでも、キャンセルカルチャーの対象になっている。保守派が左派を攻撃しているのではない。「正義」を振りかざす日本型リベラルが、左派やあるいはリベラルをも排除するのだ。まさに現代版の紅衛兵による文化大革命だ。実際には「革命」ではなく文化の堕落でしかない。そしてテロはいってみれば、この種のキャンセルカルチャーの極北だ。

もちろんテロを肯定する発言に批判が多く集まるのは当然だ。島田氏は夕刊フジに今回の件についてコメントを寄せているが、彼に対する批判がやむ気配はない。彼のツイッターを読むと、「ネガティブキャンペーン」を仕掛けられているという発想らしい。それは違う。単に島田氏の発言の無責任さ、良識のなさが批判の対象になっているだけだ。

ただ島田氏が日本型リベラルの問題を世間に明らかにした功績は認めないといけない。テロで社会を変えようとする動きに、われわれが断固立ち向かう機運になればいいと思う。 (上武大学教授)

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