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(23/4/12)頑張れ!安倍晋三の精神を後継する政治家・吉田真次候補昭恵夫人が涙の応援演説!

【山口4区補選】安倍昭恵さん涙「圧倒的な勝利で」安倍晋三氏後継・吉田真次氏への支援訴える

衆院山口4区補選に出馬した自民・吉田真次氏の出陣式であいさつする安倍昭恵さん(撮影・中山知子)
衆院山口4区補選に出馬した自民・吉田真次氏の出陣式であいさつする安倍昭恵さん(撮影・中山知子)

昭恵さんは集まった支援者らに対し、涙ながらに吉田氏への支援を訴えた。

昭恵さんは、出陣式に先だって行われた事務所での神事で、吉田氏にたすきが手渡された時を振り返り、「涙が止まらなくなった」と、ハンカチで涙をぬぐいながら語った。

「主人は長い間、多くの方に支えていただき、国会議員、総理大臣として数々の大きな仕事をさせていただいた。皆さまのおかけです」と述べた上で、「昨年末、吉田さんが補欠選挙に出馬するという勇気ある決断をしていただいた。主人も将来を期待していた。みなさんが悲しみにうちひしがれている中、何とかしたいと決意をしていただき、私は本当に心強く思いました」と話した。

「公認候補となってからは私もいろんなところをいっしょに回った。すばらしい候補だと確信している。主人のあと、しっかりとこの地域や国のために働いていただくために、どうかみなさんの手で圧倒的な勝利で国政の場に送り出し、立派な国会議員としてお育ていただきますようお願い申し上げます」と、「圧倒的な勝利」という部分に力を込めて訴えた。

「私も一生懸命、主人のためにも頑張ります」とも口にした。

長きにわたった「安倍政治」が争点の1つとなる同補選には、無所属の投資家竹本秀之氏(67)、無所属の元新聞社員大野頼子氏(49)、立憲民主党の元参院議員有田芳生氏(71)、政治家女子48党の会社役員渡部亜衣氏(37)も、立候補を届け出た。5人の候補による選挙戦だが、有田、吉田両氏の事実上の一騎打ちとなる。【中山知子】

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【山口4区補選】争点は安倍晋三氏 自民吉田氏「魂を継ぐ」立民有田氏「岩盤に穴あける」

【イラスト】山口4区補選立候補者一覧
【イラスト】山口4区補選立候補者一覧

   ◇   ◇   ◇

昨年の参院選中に銃撃された安倍晋三元首相の死去に伴う山口4区補選には5人が立候補した。安倍氏の後継に位置づけられる自民党の吉田真次氏(38)と、「安倍政治の検証」を争点に掲げる立憲民主党の有田芳生氏(71)による、事実上の一騎打ちとなる。

吉田氏は下関市での出陣式で「志半ばで命を絶たれた安倍先生の無念さ、魂を皆で継いでいく戦い。開票日に、天上の安倍先生から『みんなの力を借りてよく頑張った』と言ってもらえるような戦いをしたい」と声を詰まらせた。「黙せず闘う」をキャッチフレーズにした有田氏は下関市の遊説で、銃撃事件で表面化した世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と安倍氏や自民党との関係、アベノミクスの公正な評価が必要と主張。「安倍さんの後継者は勝利が前提。私は(山口4区の)岩盤にキリで穴をあけて広げていく戦い」と表現し「本当に多くの人が手を振ってくださり、面白い戦いになる。選挙は勝たないといけない。勝ちます」と手応えも口にした。応援に入った蓮舫参院議員は「安倍さんの弔い選挙ではないんです。自民党と旧統一教会の問題にふたをしてはいけない」と訴えた。

山口4区は次の衆院選から新3区に編入され、仮に吉田氏が勝っても現3区の林芳正外相との候補者調整が必要だ。大票田の下関市は安倍、林両氏の父が議席を激しく争った因縁の地。吉田氏陣営は、前回衆院選で安倍氏が獲得した8万448票を「最低ライン」とみるが、安倍氏の得票数も選挙のたびに減少していたため、自民党内には「安倍氏本人の選挙でもない。ハードルは高い」の声も。吉田氏には、林氏との「選挙区争い」を見据えたもう1つの戦いも加わることになる。

吉田氏の出馬を後押ししたのが、安倍氏の妻昭恵さんだ。「圧倒的な勝利で国政に送り出してほしい。私も主人のために頑張ります」。大粒の涙を流し、支持を訴えた。【中山知子】

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