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真正保守「何一つ成果のなかった日中外相会談」Source: 愛国女性のつどい花時計

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42日、林芳正外相は、中国・北京を訪れて秦剛国務委員兼外交部長と日中外相会談を行いました。訪問前には「日中の外相同士が体面で会談を行います~!」と大々的に報じられ、期待されたにもかかわらず訪問後はほとんどニュースになりませんでした。それもそのはず、会談の成果と言えるものが何一つありませんでした。日中双方の共通のテーマも関心事もなく、なぜ今、わざわざ行かなければならないのかも分からない訪中でした。

日本の最大の関心事は先日、突然、拘束された59歳の「アステラス製薬」幹部の解放でした。この男性は「アステラス製薬」現地法人トップを務め、現在は特別顧問として勤務していたそうです。中国に20年以上駐在したベテランで、定年が近づいたので日本に帰国することになり、帰国の当日に北京市内で国家安全局によって拘束されたそうです。拘束の根拠は一切、明らかになっていません。

名前は伏せられていますが中国に進出した日系企業で作る『中国日本商会』の理事を務めるなど、現地では有名な人だそうです。面倒見も良く有能で、彼が突然、拘束されたことで日本人の社員や家族は不安を募らせているそうです。ご家族の御心配はどれほどでしょうか。

ところが林外相がこの話題を出すと、秦剛外交部長は素っ気なく「中国は法律にもとづいて対処する」と一言、言っただけでした。これがもし立場が逆だったらどうでしょうか。日本に駐在する中国企業の幹部を日本の警察が突然、何の理由もなく拘束して解放しなかったらどうなるでしょう。外相同士の話し合い自体が成立するでしょうか。たとえ成立したとしても秦剛は真赤になって林外相に「中国人を返せ!」と怒鳴ったことでしょう。今回、もし林外相が秦剛の無礼な態度を見て、席を蹴って帰ってくれば中国側の林に対する評価は上がったでしょう。また頼りになる外相だということで日本国内での評価も自民党内での評価も上がったことでしょう。外交とはそういうものです。

一説によると、日本人男性を拘束した国家安全局は、中国国内の行政組織から独立していて、中国外務省も男性がどこでどんな風に拘束されているのか把握できていないのかも知れないとか。しかしもし日本が中国にとって大切な国なら、外相が来れば当然、この話題になることは分かっているのですから中国側は即時、解放しますという答えを用意して待っていなければおかしいです。いかに林という人間が中国から舐められているか、よく分かります。

 そもそも秦剛の肩書は国務委員兼外交部長で、日本なら外務省の局長レベルです。中国では政府の上に共産党があります。外交関係の権限を持つのは中国共産党中央政治局委員であり、党中央外事工作委員会弁公室主任の王毅です。秦剛には自分で外交上の重要事項を決める権限がありません。林芳正は日本の正真正銘の外相なのですから、秦剛より格上です。つまり格下の相手にこういう屈辱的な扱いをされたということです。日本外交の完全な敗北であり、私たち国民も顔に泥を塗られたことになります。れにしても外務省はなぜ秦剛ではなく王毅との会談をセッティングしなかったのでしょうか。

 中国という国は相手の政治家としての能力や人脈、日本の中でどういうポジションにいる人物か、本当によく研究しています。林芳正は外相になるに当たって辞任したとはいえ日中友好議連会長であり、これまで何度も訪中していた媚中派議員です。彼のその経歴が今回、邦人解放に何の役にも立たなかったことは、中国から見て林が単なるポチでしかなかったことの証明です。日本がこれからますます厳しい関係になるであろう中国と対峙していく上で絶対に首相に選んではいけない人物が林芳正だと言えるでしょう。

 

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 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

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Source: 愛国女性のつどい花時計

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