英BBCの番組の衝撃はまだ続いている。今回は新たに、12歳の時に被害を受けたという男性が告白した。次々と現れる被害者たち。小誌が取材した計6人の証言から、ジャニー喜多川氏による性虐待の実態を解き明かす。

ジャニー氏の被害者は数えきれない

「その瞬間に僕はウッ! ってなってジャニーさんをドンと撥ねのけて……。そうしたら、ツンとした感じで部屋を出て行きました。するとそれまでテレビに映る位置で踊っていたのが、どんどん、どんどん立ち位置が悪くなっていって……」

そう声を振り絞るのは、当時12歳だった元ジャニーズJr.の男性である。

彼は一時期、バックダンサーとしてセンターにも立っていたが、徐々に端に追いやられていったという。

「結局、ジャニーさんにされてないと、なんにも意味がないんだなっていうのがあって、僕は辞めたんです」

いま、ジャニーズ事務所を辞めたタレントが立て続けに会社を設立し、メディアを賑わせている。