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百田尚樹の転職情報ライブ「中国元報道官が田舎のペンキ塗り職人に」

中国外務省の趙立堅報道官が国境海洋事務局に異動し、副局長に就任したことが、同省ホームーページで9日発表された。趙氏は中国の攻撃的な外交アプローチ「戦狼(せんろう)外交」を象徴する人物で、その発言がたびたび物議を醸してきた。

趙氏はこれまでよりも目立たない役職に就き、中国の海上と陸上の境界管理を担うこととなった。実際の就任日は不明。

趙氏は外務省のメディア・ブリーフィングを開くなど、外務省報道官として注目されてきた。

その趙氏が突然異動となった理由は分かっていない。

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「狼の戦士」

趙氏は、対立的かつ好戦的な「狼の戦士」による外交アプローチを率いた。以前の抑制的な中国外交とは対照的だった。

この名称は、中国の特殊部隊の兵士の冒険を描いた、非常に人気の高い、好戦的かつ愛国主義な映画シリーズにちなんだもの。

趙氏は外務省報道官を務めたこの3年間、ツイートでしばしば物議を醸してきた。

2020年には、新型コロナウイルスの感染について、米軍がウイルスをつくり、中国に持ち込んだのかもしれないなどとツイート。米ツイッターはこの投稿にファクトチェック(事実確認)の警告ラベルを付けた

バラク・オバマ米政権で大統領補佐官(安全保障担当)を務めたスーザン・ライス氏は2019年、アメリカの人種間関係について挑発的なツイートを連発した趙氏を「恥知らずの人種差別主義者」と呼んだ。

異動の理由は

趙氏の配置転換は、前駐米大使の秦剛氏が新外相に就任したのと時を同じくして行われた。

しかし、一部観測筋は、趙氏の異動を中国が好戦的な外交から脱却しつつあることを示すものだとする見方に警鐘を鳴らしている。

アメリカ人ジャーナリストのビル・ビショップ氏は自身のブログで、好戦的なアプローチは習近平国家主席の外交スタイルの「基本的考え方」であり、趙氏は「より粗雑な代弁者の1人」だが、より広範な転換を示す証拠はいまのところないと述べた。

一部のインターネットユーザーの間では、趙氏の妻のソーシャルメディアへの投稿が、同氏の降格と関係があるのではないかとの憶測が出ている。

趙氏の妻のアカウントには、中国が世界で最も厳しい新型ウイルス対策の規制に直面していた時期に、妻がマスクをつけずに北京での公的イベントに参加していたとみられる写真が複数投稿されていた。

さらに、海外への渡航制限が敷かれていた時期に妻がドイツを旅行していたことがわかる写真もあったとされる。

趙氏は昨年11月の記者会見で、中国国内で新型ウイルス対策の規制に抗議する異例のデモが起きている中、「ゼロコロナ」政策を継続するのかと質問され、めずらしく言葉に詰まる場面があった。長い沈黙の後、質問を繰り返すよう求め、その質問は「実際に起こったことを反映していない」と答えた。

外務省報道官は、さらなる昇進のステップとなる重要な役職と考えられている。

秦新外相は報道官を務めた後に省内で昇進。名誉ある駐米大使の地位を得た。

一方、趙氏の元同僚で2012年から報道官を務めていた華春瑩氏は2021年に外務次官補に昇格している。

 

https://www.youtube.com/live/oHDXFG9GHiU?feature=sharehttps://www.youtube.com/live/oHDXFG9GHiU?feature=share

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