
菅直人政権が残した負の遺産!!
【衝撃スクープ映像】釧路湿原・国立公園内に大規模メガソーラー/自衛隊レーダーを阻害する風力発電所
釧路湿原で太陽光発電開発増える 絶滅危惧種キタサンショウウオの生息域減少 市、強制力なく止められず
200ヘクタールの建設計画も
北海道釧路市が天然記念物に指定する絶滅危惧種キタサンショウウオの生息適地となっている釧路湿原国立公園周辺に、昨年12月末時点で、大規模太陽光発電所が12施設建設されていることが分かった。これとは別に、釧路管内で最大規模の200ヘクタールに上る太陽光発電所の建設も計画されている。絶滅危惧種に指定された要因は太陽光発電所の増加で、釧路市は事業者に配慮を求めるが、強制力はなく開発を止められていない。 <動画>湧別原野クロカンに記者が挑戦 限界のその先に見た光景とは― 同国立公園周辺でキタサンショウウオが生息するのは湿地帯で、太陽光発電所を建設する際に湿地帯を埋め立てるため、生息域が減る。発電所建設時に草を枯らす農薬を散布することも影響を与えているとされる。 北海道新聞が、資源エネルギー庁が公表している昨年12月末時点の釧路市内のメガソーラー(出力千キロワット超)27施設の所在地と、釧路市立博物館の調査で特定されたキタサンショウウオの生息適地を照合したところ、12施設が生息適地内に建設されていた。
設置に申請の必要なし
新たな建設計画も浮上する。関係者によると、生息適地の釧路市北園地区で、複数の事業者が太陽光発電所の整備に向け、測量などを始めた。敷地面積を合わせると札幌ドーム約40個分計約200ヘクタールに上る。ある事業者は取材に対し、「2025年以降の完成を目指している」と認めた。 国立公園内の湿原の大部分は開発が禁止されている。一方、周辺の生息適地の原野は市街化調整区域で、建築物の設置は市への申請が必要だが、太陽光パネルは建物に該当しないため、申請の必要がない。 釧路市の市文化財保護条例は、天然記念物の生息に影響が及ぶ行為について、市教委への許可申請を義務付けるが、罰則規定はない。市は「問題意識は持っているが、私有地の使用権利に介入するのは難しい」とし、新たな規制に慎重な姿勢だ。