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「日本の科学技術力を復興させる唯一の解」三橋貴明

「日本の科学技術力を復興させる唯一の解」三橋貴明

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「岸田総理大臣 真の異次元の少子化対策を教えてあげますよ」(前半)三橋貴明 AJER2023.2.28 令和の政策ピボット呼びかけ人に「呼びかけ人」に慶應義塾大学商学部准教授 岩尾俊兵先生が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

インボイス制度導入はデスゲーム ディーラーは財務省 ふざけんな!

[三橋TV第672回]三橋貴明・高家望愛

コロナ禍、そしてロシア・ウクライナ戦争勃発を受け、我が国が緊縮財政を続け、「政府を小さくする」路線をひたすら追求してきた「ツケ」が一気に出たように思えます。 代表的な「ツケ」を挙げておくと、

1.雇用を不安定化する規制緩和と、デフレによる実質賃金下落、東京一極集中を推進した結果、少子化が進み、このままでは日本「人」消滅

2.エネルギー安全保障を追求するどころか、FITを導入し、電力・ガス自由化を推進した結果、エネルギー価格が高騰

3.食料安全保障を無視した、農業を保護しなかった結果、国民が「飢える」確率が高まる

4.「赤字の公立病院は潰せ!」などと、平時の余剰を「ムダ」と切り捨ててきた結果、疫病のパンデミックで大パニック

5.防衛費を増やさなかった結果、自衛隊が「平時に共食い整備をする軍隊」と化した。弾薬等の備蓄も不足し、継戦能力に疑問が持たれる有様

6. 交通インフラの整備を怠り、すでに高速道路の整備状況は韓国以下。(韓国の高速道路は、総延長の12%が片側4車線、日本には片側4車線区間はゼロ。日本の高速道路の30%が「暫定二車線(片側一車線対面通行真ん中ポール立て)」、韓国はゼロ)

7. 防災インフラの整備を怠り(※東京圏のみ例外)、特に地方で自然災害による被害が拡大

8. 予算を絞った名ばかりの「地方創成」と、PFI等の推進により、地方の衰退が加速。東京一極集中がさらに進む。

9. 政府の文教・科学技術予算削減、さらに「競争的予算」拡大により、科学技術大国から転落。 まさに、転がり落ちる国。

全ては財務省が主導する緊縮財政、及び竹中平蔵らが主導した構造改革が原因なわけで、やり切れない思いです。  ちなみに、上記は思いつくままに書いたもので、重要度ではありません。重要というならば、全て重要です。

本日は、9について。『先細る「ノーベル賞人材」 日本、高評価研究者が半減 30年代、受賞急減も 日本で将来のノーベル賞候補となる先端研究人材が減っている。世界で注目される論文数はピークから2割近く減り国別順位で12位と2000年代前半の4位から後退した。優れた成果を出す研究者も14年から半減し、躍進する中国との差が広がった。日本発の革新が生まれにくくなっており、科学技術振興策や人材育成の見直しが急務だ。

「先端科学研究の国際ネットワークから日本が無視され始めている」。東京大学の相田卓三卓越教授は危機感を示す。米科学誌サイエンスの論文を一次選考する委員で日本の研究機関からは相田氏のみ。10年代の5~6人から減り続け中国や韓国を下回る。(後略)』 日本経済新聞は、「大学研究費が増えた国は、高評価研究者が増加傾向」 という当たり前のグラフを掲載していますが、日本は例によりビリケツ。政府支出の年平均増加率も、高被引用研究者増加率も、共にマイナス。「え? 日本っって、大学研究費の政府支出を増やしていないの!?」 と、思われた方がいるかも知れませんが(さすがに、もういないかな?)、これが現実です。

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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