文春砲！疑惑の銃弾第三弾❣安倍元総理暗殺「三つの死角」搬送時間、単独犯、警備

　警察は捜査終結を宣言したが、これを「歴史」として刻むにはあまりに多くの疑問や謎が残っている。あの日、銃弾が発砲された現場では一体、何が起きていたのか。改めて県警や消防、救急の動きを徹底検証したところ――。

「山上被告が撃った方向と,安倍さんの身体に入っ 角度が違うのではないか という疑問点について、納 得できる説明はまだ果たさ れていない。きちんと事実 関係を整理して、国民誰も 納得できるように公表し てもらいたいと思います」 小誌が報じてきた安倍晋 三元首相「疑惑の銃弾について、そう語るのは、下村博文元文科相。会長不在の安倍派にあって、塩谷立衆議院議員とともに会長代理を務める最高幹部だ。自民党治安・テロ調査会顧問でもある衛藤征士郎元衆議院副議長はこのように訴えた。

検証に疑念があれば再度検証して国民に公表すべきだ。

未曾有の凶行から7ヶ月余,奈良県警は2月13日、山上容疑者を追送検し、捜査を終結させた。だが歴史として刻むには幾多の謎が残っている。銃撃事件を受けて警察庁が発表したのは警護についての検証及び警護の見直しに関する報告書だけ。

第一の「死角」は、「疑 悪の銃弾」を生むことにな 警備体制だ。

事件現場となった近鉄大 和西大寺駅前の分離帯のガ ードレールの内側には、警 視庁のSP一人と奈良県警 警護員三人がいたが

「四人の視線は主に、 安倍 氏の演説を聞く聴衆に向け られていた。山上の発砲直 前に台車や自転車がガード レールの外側を横切り、気 を取られたことも、車道か 安倍氏の背後に近付く山 上に気付くのが遅れる要因 となりました」(同前)

「銃撃事件を受けて警察庁 が発表したのは『警護につ いての検証及び警護の見直 に関する報告書』だけ。 他には、 安枝亮奈良県警本 部長が議会で、司法解剖 の結果を説明したくらいで 社会部記者) 奈良市消防局の活動記録

指揮に当たっていた県警 課長は山上からも近い 歩道に立っており、現場を見通しやすい位置にいた。安倍元総理の姿勢を考えれば、なぜ右前頸部に弾が当たったのか、合理的な説明がつかない。

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