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外国人記者の質問に答えられない小池都知事: 愛国女性のつどい花時計

外国人記者の質問に答えられない小池都知事: 愛国女性のつどい花時計

 

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 213日、日本外国特派員協会で小池都知事の記者会見がありました。テーマは「2023年に東京が直面する課題は?」というものでした。ネットで見られるので、興味のある人は見てほしいです。冒頭、英語で基調講演をする小池都知事を見て「英語が堪能なんだ~凄いな」と思う人もいるでしょうし、全体的に堂々としている、という好印象を持つ人もいるかも知れません。しかし、この記者会見で小池さんの表情を見て内心の動揺がやはり出たな、という印象を私は持ちました。都庁で開かれる定例記者会見では、小池さんを不機嫌にさせるような質問をした記者は次から指名されなくなるので、鋭い質問をする記者は徐々にいなくなりました。しかし外国人特派員の場合はそんな心配はないので、率直な質問をする記者も中にはいます。

 ある女性記者が明治神宮外苑の再開発計画について質問をしました。神宮外苑は1926年の造営以来、都心のオアシスでした。野球、ラグビーなどアマチュアスポーツの発展を支えてきた歴史ある地区です。しかし東京都は「公園まちづくり制度」を使って外苑の一部を「都市計画公園」の区域から外しました。その結果、高さ規制が撤廃され、今回の再開発では高さ190メートル、185メートル、80メートルの三つの高層ビルが建設されることが既に決まってしまっています。

 女性記者は「かつて環境大臣もなさって、環境に対する関心が小池都知事は深いはずなのに、なぜたくさんの樹木を伐採するような計画を認めているのか」と質問しました。それに対して小池さんはスライドを見せて説明しました。「現在、樹木は1,904本ですが、再開発によってそれは1,998本に増えます。緑の割合は現在、25%ですがそれは30%に増えます。さらにオープンスペースは現在、21%ですが44%に増えます」というのですが、これは自分の言葉で語っているのではないな、という気がしました。古い樹木は既に100年の樹齢を超えており、それを植え替えたらほとんどが定着せずに枯れてしまうでしょう。小池さんが示した数字はあくまでも開発事業者の描いたセールストークに過ぎないのではないでしょうか。

 小池さんは「東京都はこの事業の主体ではない。三井不動産と明治神宮が事業の主体なのだ」とも言うのですが、それは卑怯な逃げというものでしょう。東京五輪のメイン会場として国立競技場を建て替える際に高さ規制が撤廃という経緯から、都がこの計画に関わっていないはずがありません。

 女性記者は最後に「2025年までに東京都はカーボンニュートラルの目標値を達成するとおっしゃっていますが、この再開発計画はその目標と真っ向からぶつかるのではないでしょうか」と訊きましたが、小池さんはそれにまともに答えることができませんでした。

 小池さんの説明に嘘がないとしたら、なぜ今、「日本イコモス」をはじめとする多くの建築家、元ラグビー選手などが反対の声を上げているのでしょうか。反対して彼らが得をすることは何もありません。そもそも老朽化したからといって、歴史ある建物を壊して新しく建て替えるという発想自体がエコではないと思います。欧米では都心のオアシスにわざわざ高層ビルを建てるなどという計画は市民の反対で潰されるでしょう。普段、環境が大切だ、温暖化が大変だ、と騒いでいる左翼の皆さんはなぜこの計画に反対しないのでしょうか。

 

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 「岡真樹子の日本人に生まれて良かった」

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Source: 愛国女性のつどい花時計

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