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真正保守『少子化・非婚化の主因の一つ、東京一極集中を解消するためには!?』三橋貴明

真正保守『国際収支を愛している』三橋貴明

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「貨幣の源は需要である」(前半)三橋貴明 AJER2023.1.31 令和の政策ピボット呼びかけ人に「呼びかけ人」に慶應義塾大学商学部准教授 岩尾俊兵先生が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

少子化・非婚化の主因の一つ、東京一極集中を解消するためには!?

[三橋TV第666回]三橋貴明・高家望愛

本日は、三橋経済塾第十二期第二回講義開催日です。本日のテーマは、国際収支。わたくしは国際収支統計を心底から愛しており、「経常収支タン」「金融収支タン」 と、擬人化して認識しているほど大好きです。つまりは、国際収支を完璧に理解しています。 実は、日本の国際収支の解説のほとんどは「貨幣のプール論」になっているのです。つまりは、間違っている。

例えば、アメリカは経常収支が赤字ですが、「アメリカは経常収支が赤字であるため、海外からその分の資金を調達する必要がある」 といった、分かるようで、全く理解できない「ふわっとした」説明がなされています。いや、意味わからん。  国際収支は、特殊ケースの資本移転収支や統計誤差(誤差脱漏)を除くと、◆経常収支=金融収支 となります。それこそ、GDP三面等価の原則と同じく、「経常収支=金融収支」は絶対です。  経常収支は、まあ、だいたいわかるでしょうが、金融収支とは何か?

国際収支を所管する財務省は、金融収支について以下の通り説明しています。『金融収支直接投資、証券投資、金融派生商品、その他投資及び外貨準備の合計。金融資産にかかる居住者と非居住者間の債権・債務の移動を伴う取引の収支状況を示す。』 はい。財務省の説明だけで金融収支について理解できる人がいたとしたら、それはまさに「天才」だと思うのですが、まあ、いないでしょう。 実は、金融収支とは、「日本がアメリカに財やサービスを販売し(※経常収支)、代金を支払われた際に、アメリカの資産(債権)の所有権が日本側に移り、アメリカ国内で様々な形により運用される」 といっているだけなのです。「え? アメリカで稼いだカネを日本に持ってくるんじゃないの?」 と、思われたとしたら、まさに貨幣のプール論。アメリカで稼いだカネを、日本に「持ってくる」ことはできません。理由は、日本でドルは使えないためです。

日本企業がアメリカで稼いだドルが日本円に「両替」されたとしても、ドルは両替に応じてくれた日本の銀行の「資産(債権)」として残り続けます。あるいは、日本政府が両替してくれたならば、外貨準備として蓄積され続けます。  要は、信用創造の仕組みと同じで、日本がアメリカで稼いだドル(=アメリカの誰かの負債)は、「日本のドル建て負債」を返済しない限り消えないのです。(日本側が、日本国籍以外の経済主体に譲渡したら別です。その場合は資本移転収支で調整されます) 経常収支=金融収支とは、「日本がアメリカに財やサービスを販売する(経常収支)と、アメリカの金融資産の所有権が日本側に移る(金融収支)」 と言っているだけの話に過ぎないのですよ。  貨幣と続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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