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「嘘つきなのか、バカなのか? 財政破綻論編」

「嘘つきなのか、バカなのか? 財政破綻論編」

 

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嘘つきなのか?バカなのか?財務省が財政破綻論の嘘を認めた

 

[三橋TV第659回]三橋貴明・高家望愛

三橋TVで取り上げましたが、自民党の特命委員会で財務省が「嘘である」と認めた破綻論は、以下の二点になります。

1.財務省は、「これまでは家計の預金が十分にあるため、国債を発行出来てきた。今後、高齢化により預金が取り崩されると、借りるカネがなくなり破綻する」と、何と国会議員に対してまで説明してきたが、高齢者が預金を使ったところで、預金は別の経済主体の所に移るため、預金総額が減るなどありえない。(預金は借り入れで増え、返済で減りますが、「支出」では総額は変化しません。小学二年生でもわかると思います)

2.財務省は、「政府は国債発行で国民の預金を借りている」と、説明してきたが(しかも、経済学者までもが・・・)、現実には「政府が国債を発行すると、国民の預金が増える」「政府が国債を償還すると、国民の預金が減る」である。 まずは、1ですが、2022年9月末時点の日本国家のバランスシート。

【2022年9月末時点 日本国家のバランスシート(兆円)】

http://mtdata.jp/data_83.html#JPBS

借方の「家計の金融資産」があるから、貸方の「一般政府の負債」が存在し得る。その内、一般政府の負債が家計の金融資産を超えるから、破綻する。 という、今にして思えば「頭大丈夫?」と、心配したくなるような破綻論が、かつては蔓延していました。(財務省は未だに続けていましたが)

例えば、竹中平蔵は愛知のテレビ番組で、わたくしの前で、「三橋さんね、今は家計の金融資産が政府の負債を上回っているから破綻しないかも知れないが、その内、政府の負債の方が大きくなって破綻する」 と、言い放ちました。それに対し、わたくしが、「竹中さん、それ変だよね。だって、政府がおカネを借りるということは、確かに負債も増えるけど、資産も増えちゃうでしょ。おカネを借りるって、そういうことでしょ。

政府は借りたおカネを使うでしょ。そしたら、最終的には家計の金融資産になるから、政府の負債が増えれば、家計の資産も増えちゃうじゃん」 と、反論したところ、例の「そんなこと言うなら、5000兆円国債を発行して、太平洋を埋め立てればいいんだ!」と、意味不明なことをお叫びになられたわけです。(この場続きをみる

『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』

Source: 三橋貴明氏ブログ

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