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自衛隊の官舎老朽化、劣悪な生活環境改善へ小笠原理恵氏

自衛隊の官舎老朽化問題が一歩前進、劣悪な生活環境改善へ 北九州・小倉で改修入札…全国波及を期待 国防ジャーナリスト小笠原理恵氏緊急寄稿

政府が昨年12月に閣議決定した「安保3文書」によって、GDP(国内総生産)比2%の防衛関係費が確保されることになった。防衛力強化に向けた装備品の開発・取得に加え、老朽化した自衛隊施設の改修・新築費も確保される。昨年8月の集中連載「国防に不安あり」で、自衛官が居住する官舎や隊舎の老朽化に警鐘を鳴らした国防ジャーナリストの小笠原理恵氏が、最新情報を報告する。

小笠原氏

防衛白書によると、自衛隊は2012年から21年まで、ずっと定員割れだ。特に、曹士クラスの人員確保に苦しんでいる。少子高齢化が原因といわれているが、それ以上に、自衛官の劣悪な生活環境は外からも見ても分かるため、その影響は大きい。

東日本大震災以降、自衛隊は「国民に信頼される重要な組織」と認識されるようになった。だが、人のためになるやりがいのある仕事だと分かっていても、自衛官になりたいと考える人は足りない。

「今も古い官舎が残っており、プライドを傷つけられます。これで、『誇りを持って勤務せよ』という方がどうかと思います。せめて、誇りを持って勤務できるような処遇をしてやってもらいたい」

 

元空将で麗澤大特別教授の織田邦男氏はこう語った。

営外の住宅である官舎も、営内の生活場所の隊舎も、ともに老朽化している。建築基準法の耐震基準以前の建物も多い。寒冷地のエレベーターのない5階建ての住宅に暮らし、「灯油を持って上がり降りするのが辛い」と自衛官の奥さまが嘆いていた。

劣悪な官舎問題は、一番の理解者であるはずの自衛官の家族が、子供に入隊を勧めない理由になる。官舎の改善は、「この国を守る」という自衛官の使命感を高め、自衛隊の職場評価を向上させるはずだ。

昨年8月の集中連載「国防に不安あり」で、外壁に多数の亀裂のある北九州市・小倉駐屯地近くの官舎の写真を掲載した。小倉駐屯地北方特借宿舎の外壁工事の入札がやっと始まり、今月31日に落札者が決まり、3月末に工事完了する予定だという。

ぜひ、全国すべての官舎の改修・建て替えを期待したい。自衛隊の施設問題の改善を求めるのは防衛予算が増える今だ。連載掲載後、ともに声を上げてくれた読者の方々に一歩前進を報告し、感謝を申し上げたい。

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