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『国民の皆さん、あなた方の銀行預金を減らしますよ』三橋貴明

『国民の皆さん、あなた方の銀行預金を減らしますよ』三橋貴明

 

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「遂に国債60年償還ルールの見直しが始まった」(前半)三橋貴明 AJER2023.1.24 令和の政策ピボット呼びかけ人に「呼びかけ人」に慶應義塾大学商学部准教授 岩尾俊兵先生が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

国債償還ルール見直し議論が始まった 財務省から主権を取り戻せ!

 

[三橋TV第656回]三橋貴明・高家望愛

国債関連の議論が活発化したことを受け、「国債は日本政府の負債。貸し手が国民」 というレトリックを見かけましたが、別に国民は貸していません(国債所有に占める家計・NPOの割合はわずか1.43%)。貸している、つまりは国債を資産として持っているのは、銀行(預金取扱機関)や保険会社といった金融機関です(もっとも、すでに過半が日本銀行保有ですが)。

【2022年9月末時点 日本国債所有者別内訳】

http://mtdata.jp/data_82.html#JGB2209

まあ、銀行や保険会社を「日本国民」と定義するならば、「国民が貸し手」は間違っていませんが。 もっとも、日本政府の国債発行が日本国民の資産(銀行預金)を「創出する」のは確かなのです。1.日本政府が国債を発行し、支出する(但し、調達した日銀当座預金での支払いは出来ないため、民間の市中銀行を経由する)2.市中銀行が、我々日本国民の銀行預金残高が増える。

というわけで、西田参議院議員が先日の特命委員会で指摘した、「日本政府の国債発行残高1000兆円ということは、その分、民間の銀行預金が創出されている。国債発行残高をゼロにすると、民間の銀行預金が1000兆円消える」 は、完璧に正しい。というか、正しい、間違っているではなく、単なる現実です。

そして、政府のプライマリーバランスを黒字化するということは、「国債発行残高を減らし、民間の銀行預金を消滅させる」 行為そのものなのです。 日本政府は未だにPB黒字化目標を取り下げていません。つまりは、「国民のミナサ~ン、あなた方の銀行預金を減らしますよ」 と、主張していることになる。

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【経世史論】三橋貴明と「歴史に魅せられて my」がお送りする、経世史論。

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皇統論第四十八回「前九年の役」、歴史時事第四十八回「大同盟戦争」がリリースになりました続きをみる

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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