◆石破茂はこのまま永田町から追放されるのかもしれない
8/21(火) 7:00配信 現代ビジネス
石破と安倍の遺恨は、ちょうど11年前にはじまる。'07年8月、第1次安倍政権の末期に、真っ先に「安倍おろし」ののろしを上げたのが、石破茂だった。安倍は先の側近議員にこう漏らしている。
「参院選の大敗時に、石破が『辞めるべきだ』なんて言い出して、後ろから鉄砲を撃たれた。石破だけは絶対に許さない」
(略)
いま、本気で動きはじめている石破を、安倍は絶対に許さない。それは、安倍自身が衰え始めている自分の力を自覚しているからでもある。政権幹部はこう語る。
「総裁選後、石破についた連中は徹底的に干される。重要ポストは与えない、参議院ならば来年の選挙の第1次公認から外す、といったことだよ。人事は総裁選の論功行賞をもとに行う。そうしないと、安倍さん自身も求心力を保てないだろう」
石破の政治生命は、総裁選で負けるにしても『どれだけの差で負けるか』にかかっている。
地方票で8割をとるようなことがあれば、安倍にダメージを与え、「次の次」の有資格者だ。だが、地方票でも大きく水をあけられてしまえば――。
ある細田派議員は、「石破は安倍さんに『丸焼き』にされるだろう」と言う。
「総裁選後、石破の無役は当然だが、石破派そのものを徹底的に草刈り場にするね。
プライドの高い政策通が多いから、彼らを部会などでも若手議員の下につけて『冷遇』する。『石破派なんかにいてもどうにもならない、こっちに来い』と引き抜きを行えば、石破派は一人ずつ奪われ、派閥としての体をなさなくなる。
来年の参院選では石破派から新人擁立が困難になり、『石破はもう終わった人』というイメージが定着する。事実上の『永田町追放』だよ」
これが残酷な現実となるかどうか、残り1ヵ月半が見逃せない。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180821-00056993-gendaibiz-pol
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Source: U-1