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『「市場の信認の基礎」って何だよ・・・?』三橋貴明

『「市場の信認の基礎」って何だよ・・・?』三橋貴明

株式会社経世論研究所 講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから三橋貴明のツイッターはこちら人気ブログランキングに参加しています。チャンネルAJER更新しました。「防衛費をめぐり日本の財政議論が始まった」(前半)三橋貴明 AJER2022.12.21 令和の政策ピボット呼びかけ人に「呼びかけ人」に慶應義塾大学商学部准教授 岩尾俊兵先生が加わって下さいました。また、メルマガ「令和ピボットニュース」が始まりました。皆様、是非とも、メルマガ登録を!

戦争難民のウクライナ人美女とアルゼンチン・タンゴを踊ってみた

[三橋TV第650回]三橋貴明・高家望愛

国債の60年償還ルールや、債務償還費のポイントは、「日本以外の国は、どこもこんなアホなことはしていない」 という点になります。 もちろん、「グローバルスタンダード」というレトリックも使えますが、それ以上に重要なのは、日本以外の国は60年償還ルールがなく、債務償還費を一般会計歳出に上げていないからといって、特に何の問題も生じていないという点です。

つまりは、無意味なのです。 昨日の朝日新聞の記事では、鈴木俊一財務大臣の、「償還期間を延ばすと、国債に対する信用にも影響してくる」 というコメントを掲載していましたが、ならば他の国はどうなるの? 日本以外の国は、そもそも「償還期間」という概念自体が無いんだが? てかな、国債の信用って、具体的に何?

本来、この手の議論を野党を含めた国会でやらなければならなかったはずなのです。ところが、災害死史観の国の宿命なのか、日本語の問題なのか、財政や国債、貨幣について極めて抽象的な議論しか行われず、「クニノシャッキンで破綻する~っ!」「国のシンヨウが失墜する~っ!」「通貨のシンニンが失われる~っ!」「日銀が国債を買い取るとザイセイファイナンスだっ!」 といった、意味不明なレトリックで財政破綻論が継続してきた結果、日本国はここまで落ちぶれた。

そもそも、クニノシャッキン、シンヨウ、シンニン、ザイセイファイナンスといった用語が「何を意味するのか?」について議論されることはなく、「はあ、国のシンニンが失われるんだ。それは大変だ。国債を発行してはいけない」 といったナイーブ(幼稚、という意味)な議論ばかりがされてきた。現在の日本国の凋落は、日本国民の幼稚さの結果なのですよ、残念なことに。

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Source: 三橋貴明氏ブログ

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