「いつも最後は1人で乗り越えるのに、あの時のサヤは違っていた。電話を切らない、切れない……」。女優・神田沙也加が35歳の若さで急逝して1年。幼稚園時代からの親友・チカさんは、そう言葉を振り絞るのだった。
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▶「サヤを返して」許せなかった恋人俳優の“言い訳”「もう、あれから1年が経つんですよね……。サヤは思いやりのある優しい子でした。夢で会うサヤはいつも笑顔。こんな素晴らしいところがあって、こんな素敵な女の子で、という話もいっぱいしたい。でも……」
小誌の取材に言葉を振り絞るのは、女優・神田沙也加の幼馴染で30年来の親友だったチカさん(36)だ。
昨年12月18日、沙也加が35歳の若さで突然この世を去ってから1年が経った。追悼盤となる2枚のCDもリリースされ、色褪せない伸びやかな歌声に改めて早すぎる死を惜しむ声が上がっている。
「今年の12月18日は、一歩も家から出ずに過ごしました。少し仕事の整理をしようと思っていましたが、頭がグラグラして何も手につかなかった。“あのこと”がなければ、もう少し静かにサヤのことを想う1日にできたのですが――」
罵倒音声 恋人俳優の“反論”に沙也加事務所の怒り
頬を寄せ合い、カメラに視線を向ける2人の写真。沙也加の笑顔を目にした彼女の友人は、複雑な思いをぶちまける。
「この“反論”は、全てが後付けの“美談”のように仕上がっていて、正直強い違和感を覚えました。沙也加の親族でもある所属事務所スタッフも怒っています」
その写真が掲載されたのは「恋人・前山剛久の慟哭『暗闇の中で過ごした絶望の1年』」と題された「FRIDAY」(12月16日発売号)。同誌は3月18日発売号でも、前山と沙也加が署名した婚姻届の写真などを掲載していた。
「2つの記事は前山の『友人』や『知人』が証言する構成でしたが、前山自身の許諾なしでは書けない極めてプライベートな内容でした」(スポーツ紙記者)
12月16日発売号には、次のような記述もあった。