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文春砲!ジャニー氏が愛した“スぺオキ”のジュリー政権での行方

ジャニー氏が愛した“小柄で蠱惑的な瞳のスぺオキ”のジュリー政権での行方「情緒不安定で退所説も」《安泰なのは松潤、不安視されるのは…》

滝沢秀明(40)の退社、そして「King&Prince」メンバー3名の脱退。ジャニー喜多川氏(享年87)が見出したアイドルたちの退所が続くが、これまでの“ジャニーズらしさ”は果たして継承され得るのだろうか――。

 そもそも、稀代のアイドル帝国ジャニーズとは一体なんなのか。その根幹にある「ジャニーイズム」を解き明かしつつ、ジャニー氏の寵愛を受けたタレントたちの今後を占ってみたい。

◆◆◆

あまりに早すぎる劇的な“世代交代”

 まさかの退社劇だった。

 ジャニーズ事務所の副社長で、系列会社ジャニーズアイランド社長を務めていた滝沢秀明氏(40)の退社が発表されたのは10月31日のこと。さらに、11月4日にはジャニーズ屈指の人気グループ「King&Prince」から平野紫耀(25)と岸優太(27)と神宮寺勇太(25)の3人のメンバーが来年5月に脱退することがファンクラブ向けの動画で明かされた。

King&Princeの平野紫耀 ©文藝春秋

 ジャニーズ内部で今、何が起こっているのか。「劇的な“世代交代”はいつか起きるとは思っていましたが、あまりに早すぎる」と、ある音楽関係者も驚きを隠せないようだ。

「いまジャニーズで起きているのは、ジャニーさんの“遺産”の一掃。もちろんジュリーさんが社長を継いだ時点で新陳代謝は起こさなければいけませんでしたが、ここまであからさまに事が早く動くとは……。

 当初、ジュリーさんと滝沢くんはうまくいっているという話だったんですよ。打ち合わせに2人揃って見えたこともありますから。ですが滝沢くんをはじめ、ジャニーさんの気配がするタレントや社員はどんどん端に追いやられていった。そして今回の退社劇です。往年のジャニーズは消滅してしまうのかもしれない」

ジャニーズの本流は◯◯な美少年

 ジャニーズ事務所の興りは1962年。ジャニー氏が少年たちの野球チームの中からメンバーを厳選したアイドルグループ「ジャニーズ」をデビューさせたことが始まりだ。

ジャニーズ時代の郷ひろみ 

「その後、『フォーリーブス』などのグループを中心に数々のトップアイドルを輩出し、一代でジャニーズ帝国を築き上げました。かねてから言われていることですが、ジャニーさんの逸材を見出す力は天性のもの。それぞれが個性的ながら、不思議と似通った“ジャニーズらしさ”を持ち合わせているんです。

 ジャニーさんが最初に惚れ込んだといわれるのが郷ひろみ(67)です。山口百恵主演の映画『潮騒』の帰りに、彼を見初めたジャニーさんが声をかけた。郷は中性的な外見に、屈託のない明るさ、鼻にかかった独特の声を持っていました。少女漫画に出てくる王子様のようなルックスでありながら、アイドルの枠を越える個性があった。その後、ジャニーさんが寵愛したタレントらに共通する魅力がありますよね」(芸能記者)

 この芸能記者は「ジャニーズの本流はやはり小柄な美少年です」と続ける。

「実際会うと驚くほど小さい」“スペオキ”の共通点

「KinKi Kidsの堂本剛(43)、元V6の岡田准一(42)、滝沢秀明、平野紫耀と、ジャニー氏がほれ込んだタレントらは、会ってみると驚くほど小さい。スマートだからということもあるでしょうが、公表されている身長よりもずっと小柄な印象を受けます。それに整った顔立ちに大きく蠱惑的な瞳。ジャニーさんの美意識には一貫したものがあるなとつくづく感じます。

なにわ男子の道枝駿佑(Johnny’s netより)

 ただ若手のスぺオキは、SixTONESの森本慎太郎(25)、なにわ男子の道枝駿佑(20)などJr.時代からぐっと背が伸びている。かつて川崎麻世(59)や元SMAP森且行(48)も元々はジャニーさんのスぺオキでしたが、『成長して身長が伸びて距離ができてきたね』なんて話す記者もいました。

 また、小柄でもワイルド系は違うようで、V6結成時に三宅健(43)の推薦にもかかわらず、森田剛(43)のメンバー入りを拒んだこともありました」

川崎麻世(本人のTwitterより)
ワイルド系の森田剛(本人のTwitterより)

 スぺオキはみな「小柄で中性的な王子様」というルックスを持ちながら、見た目をいい意味で裏切る個性も持っている。テレビ局関係者が解説する。

「『YOU、天才だよ』と褒めちぎっていた堂本剛くん(43)は関西弁で笑いを取れるヤンチャさや独特の歌唱力が魅力的です。岡田くんも中身が男っぽくて幼い頃から生意気でね、テレビ局の年上スタッフにも媚びることはありませんでしたし、V6の年長3人をよくいじっては怒られていました(笑)。滝沢くんも真面目そうにみえて夜の街での遊び方がうまかった。赤西仁(38)や錦戸亮(38)ら“赤西軍団”がイケイケの頃から仲が良かったくらいですから」

堂本剛(Johnny’s netより)

ジャニー氏は逸材を“発掘”はしても“教育”はしてこなかった

 ジャニー氏に見初められたタレントたちは、多くの活躍の場を与えられた。しかし、前出の芸能記者によると「ジャニー氏は逸材を“発掘”はしても“教育”はしてこなかった」のだという。

「ジャニーさんはスペオキに対し、自宅のカギを渡すなど親密な関係を築いていたと聞いています。しかしジャニーさんが積極的にかかわるのは逸材を見つけ、グループを結成し、名前をつけるところまで。その後のボイストレーニングやダンスの教育は、外部の優秀な人材に託すんです。バラエティ番組で活躍したSMAPも、教育は萩本欽一やフジテレビにすべて任せられていた。

 ジャニーさんは最高の教育環境や経験を与えはするが、そこから先どう能力を磨いていくか、個性を伸ばしていくかはタレント次第。だからこそジャニーズがジャニーズらしさを担保しつつ、個性的なタレントを擁することができるようになったわけです」

 ジャニー氏が独特の美意識で選び抜いたタレントを、枠にはめずにのびのび育てる。スぺオキとまでは言われずとも、グループの“センター”的な役割を担ってきたタレントはそうしたジャニー氏の薫陶を受けている。それが芸能界にあって唯一無二のジャニーズブランドを築いてきた理由なのだろう。

 そんなタレントたちは、今後のジュリー政権でいかに生きていくことになるのだろうか。

 

ジュリー政権で“安泰”なのは…?

 なかでも安泰なのは、松本潤(39)だろう。ジャニー氏のお眼鏡に適って入所したが、スターに育て上げたのはジュリー氏だ。来年はNHK大河ドラマ『どうする家康』で主演を務めることからもわかるように、事務所内でも多大な期待を背負っている。

「彼の履歴書を見たジャニー氏が『YOU、今、六本木でレッスンしてるから来ちゃいなよ』と直接電話したほどほれ込んだ逸材。俳優としてのキャリアも順調に積み、今後は舞台やコンサート演出といった方面でも活躍することを期待されています。今後はKinKi Kidsの2人や松潤がジュリー社長をサポートし、ジャニーズらしさを下の世代に伝える役割を果たしていくのではないでしょうか」(女性誌編集者)

「松潤」こと松本潤(Johnny’s netより)

 関ジャニ∞の横山裕(41)も、ジャニー氏が見出し、ジュリー氏が育てたタレントだ。

「横山はジャニーズのオーディションに金髪であらわれたと聞いています。審査員を務めていた滝沢は落とそうとしましたが、ジャニーさんが合格にしたと。中学卒業後に建設会社に就職するなど異色の経歴を持つが、それを含めて、ジャニー氏は横山を気に入り応援していたそうです。何しろ、ジャニーさんのあまりにも有名な『YOU』という呼び方から、『裕』という芸名を名付けられたくらいです。横山はジャニーさんに『ジャニーちゃん』と呼びかけることもあったそうですが、ジャニーさんはそういう横山の態度も喜んでいた。

 ジュリーさんとの関係も良好ですよ。ここ数年、ジュリーさんは関西ジャニーズの育成に心血を注いできました。関西ジャニーズのトップには自身の右腕であるA氏を置いていますし、関西系との距離は相当近い。横山自身もジュリー氏肝いりのJr.内ユニットAぇ!groupのプロデュースを任されていますし、今後は次世代教育の根幹づくりを担っていくことになるでしょう」(前出・芸能記者)

関ジャニ∞の横山裕(Johnny’s netより)

「礼儀正しくて愛されている」ジュリー氏と良好なのは?

 野球少年だったKAT-TUNの亀梨和也(36)も、野球好きのジャニー氏とは距離が近かった。

「シニアリーグ出身で、小学6年生の時に軟式野球の世界大会に出場した亀梨は、まさにジャニーイズムの原点のような存在。ジャニー氏に電話で呼び出されて、ウナギを振る舞われたこともある。

 一方で体育会系ならではの礼儀正しさから、メリー氏やジュリー氏からの信頼も厚い。山下智久とジュリーさんの橋渡しをしたこともあるくらいですから。もともと山下は元SMAPのマネジャー飯島三智さんが担当していたので、彼女が退社したあとは孤立無援状態。そこで亀梨が一肌脱いで、ジュリーさんに繋いだんです。結局山下は退所しましたが……」

亀梨和也(『一撃解明バラエティ ひと目でわかる!!』公式Twitterより)

 しかしながら、業界関係者が最も不安視しているのが長いキャリアを誇るKinKi Kidsだ。

ジャニー氏との絆が強すぎた堂本剛と若手スぺオキの行方

「ジャニー氏に『天才』と言わしめた剛くんのカリスマ性はもちろん、堂本光一くん(43)の舞台における知識やプロデュース力は今後のジャニーズにとって欠かせないものになるはず。ただ、剛くんとジャニー氏の結びつきはあまりに強すぎました。ジャニー氏が亡くなった後、剛はずっと不安定で、ラジオで突然泣き出したこともあります。マスコミの間でも、剛くんの退所説がこれまで何度も出ては消え、を繰り返しています」(前出・女性誌編集者)

KinKi Kids(Johnny’s netより)

 一方、若手はどうなのだろうか。

「なにわ男子の道枝駿佑はなんの心配もいらないでしょう。ジャニーさんが見出してジュリーさんが育てた“松潤ライン”に乗っているタレントですから。一方でSixTONESの森本慎太郎はジャニーさんの目に留まって、オーディションなしで入所した逸材です。ただ、ジュリーさんとの関係は希薄。今後、どう関係構築していくかがカギになるでしょうね。

SixTONESの森本慎太郎(Johnny’s netより)

 Sexy Zoneの佐藤勝利はよくも悪くもあまり変わらないんじゃないか。元々セクゾはジャニー氏肝煎りのグループでしたが、メンバーの休養やグループ分裂などが重なり、事務所内のプライオリティがどんどん落ちていきました。ただ、その中でメンバーが個々の活躍を見せている。佐藤勝利もその1人です。事務所内であまり推されていないからこそ、上層部のパワーバランスの変化にも大きな影響を受けづらい」

Sexy Zoneの佐藤勝利(Johnny’s netより)

 次々に欠けていくジャニーズたち。いまだ残るタレントに、ジャニーズの未来が託されている。

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