午前9時半ごろの献花の開始とともに、訪れた人たちは献花台の前に列を作り、自分の番がくると、安倍氏の遺影の前に花を手向け、静かに手を合わせていました。
献花は、当初は、午前10時から午後4時の予定でしたが、多くの人が訪れていることから、開始が30分ほど前倒しされたのに続いて、終了時刻も延長し、午後4時以降も受け付けが続けられることになりました。
愛知県から訪れた60代の女性は「難病を抱えながら激務を続け、国防や経済を支えてもらい『今までありがとうございました』とお礼を言ってきました。なぜ事件で亡くならなければならなかったのか、残念で仕方がないです」と話していました。
また、東京都内の50代の男性は「これまで日本を引っ張ってきてくれた方なので、本当に感謝の気持ちで、手を合わせました。外交をずいぶんやられて、日本の国益と地位を高めた方だと思っています」と話していました。